15日、第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。創部1年目で史上最短の出場となった創志学園(岡山)は古豪・北海(北海道)と初日の第3試合で対戦する。また、第3日の第1試合では前回準優勝で昨秋の明治神宮大会を制した日大三(東京)と明徳義塾(高知)の好カードとなった。東日本大震災の被害を受けて未だ出場するかどうかが不明の東北高(宮城)は、1回戦最後のカードとなる第6日の第1試合に組み込まれ、昨秋の東海大会覇者・大垣日大高(岐阜)との対戦が決定した。また、第3日第3試合は水城高(茨城)と光星学院高(青森)の被災地同士の顔合わせとなった。大会は阪神甲子園球場で23日に開幕する予定だが、震災の被害が拡大する中、開催するかどうかは18日の臨時運営委員会で協議される。
 1回戦の組み合わせは次の通り。

<第1日>
香川西 − 日本文理(新潟)
前橋育英(群馬) − 九州国際大付(福岡)
創志学園(岡山) − 北海(北海道)

<第2日>
大館鳳鳴(秋田) − 天理(奈良)
横浜(神奈川) − 波佐見(長崎)
金沢(石川) − 加古川北(兵庫)

<第3日>
日大三(東京) − 明徳義塾(高知)
静清(静岡) − 京都成章
水城(茨城) − 光星学院(青森)

<第4日>
智弁和歌山 − 佐渡(新潟)
総合技術(広島) − 履正社(大阪)
国学院久我山(東京) − 九州学院(熊本)

<第5日>
報徳学園(兵庫) − 城南(徳島)
浦和学院(埼玉) − 鹿児島実
関西(岡山) − 東海大相模(神奈川)

<第6日>
大垣日大(岐阜) − 東北(宮城)

※左側の学校が一塁側、第6日の第2試合からは2回戦