関西独立リーグは12日、リーグチャンピオンシップの第5戦が兵庫・キッピースタジアムで行われ、後期優勝の兵庫ブルーサンダーズが前期優勝の神戸サンズを下し、2連敗からの3連勝で初の年間王者に輝いた。兵庫は0−0で迎えた7回、3番・富永直樹のタイムリー三塁打など打者一巡の猛攻で5点をあげる。直後に神戸の反撃にあったが、最後は抑えの今村圭佑が締めて逃げ切った。兵庫は前年度年間王者の神戸9クルーズを引き継ぐかたちで誕生しており、池内豊監督や多くの選手たちにとっては2年連続のリーグ制覇となった。
◇第5戦
 2番手・西川、好リリーフ光る(兵庫3勝2敗、キッピー、191人)
神戸サンズ         3 = 000000030
兵庫ブルーサンダーズ  5 = 00000050×
勝利投手 土肥(1勝0敗)
敗戦投手 藤田(1勝1敗)

【アイランドリーグ】

<リーグ選抜、巨人破って初勝利 〜フェニックス・リーグ〜>

 みやざきフェニックス・リーグに参戦している四国アイランドリーグPlusの選抜チームは12日、巨人と対戦した。リーグ選抜は初回に1点を先行されるも、直後に西本泰承(高知)、リ・ミョンファン(香川)の連続タイムリーなどで4点を奪って逆転する。さらに6回に大谷龍次(徳島)、7回には西本のタイムリーが飛び出してリードを広げると、その後の巨人打線の反撃を2点に抑え、7−3で勝利した。今季のフェニックス・リーグで初勝利(1勝2敗)をあげたリーグ選抜は13日は東北楽天と生目の杜第2野球場で試合を行う。

 元愛媛・岸、3回1失点(清武総合運動公園)
巨人           3 = 100000020
アイランドリーグ選抜 7 = 40000120×
[巨] 小野−岸−ブライト−宮本
[ア] 高尾(香)−土田(愛)−富永(徳)−岩根(徳)−冨田(香)