12日(日本時間13日)、リオデジャネイロパラリンピックのボッチャ混成団体決勝が行われた。世界ランキング7位の日本代表は同1位のタイ代表に4-9で敗れたものの、銀メダルを手にした。日本は2008年北京パラリンピックから3大会連続の出場。最高成績のロンドン五輪ベスト8を上回り、初のメダル獲得となった。

 

 日本は第1エンドでタイを相手に幸先よく先制し、1-0で第2エンドへ進んだ。しかし、第2エンドから前回優勝国が牙を向いた。

 

 第2エンドで2点を失い逆転を許すと、以降のエンドも4、2、1点と立て続けにタイに取られ、ワンサイドゲームの展開となった。

 

 日本は最終エンドで3点を奪い意地を見せたが、トータルスコア4-9。惜しくも金メダルに手は届かなかった。

 

 2年前の世界選手権でタイに1-12と惨敗した。今回のリオでは着実に強豪との距離は縮まっていることを証明した日本。2020年東京パラリンピックに繋がる銀メダルとなった。