ボクシングのトリプル世界タイトルマッチは3日、東京・有明コロシアムで行われ、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級は、王者・長谷川穂積(千里馬神戸)が挑戦者のシンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)を判定3−0で下し、4度目の防衛に成功した。
 WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級は、王者・名城信男(六島)が2度目の防衛に挑んだが、元同級王者のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)に0−3の判定で敗れた。
 WBAスーパーフェザー級は、21戦21KO勝利を誇る王者エドウィン・バレロ(帝拳・ベネズエラ)が本望信人(角海老宝石)の挑戦を受け、本望のテクニックの前にパンチでのKOこそ逃したが、8R1分54秒、本望の負傷によりTKO勝ちし、連続KO勝利を22と伸ばした。
 日本のジムに所属する世界王者は4人となった。