19日、兵庫・阪神甲子園球場で「第89回選抜高校野球大会」が開幕、3試合が行われた。

 

 第一試合の呉(広島)-至学館(愛知)は初出場同士の対戦。延長の末、呉が6-5で至学館を下した。第2試合は、優勝候補の履正社(大阪)が金成麗生らを擁する強打の日大三(東京)と対戦する好カード。8回裏に日大三が5-5の同点に追いついたが9回表、履正社が7本の長単打と相手エラーで一挙7得点をあげて勝利した。

 

 第3試合は智弁学園(奈良)が熊本工(熊本)と対戦。9-0で勝利し、史上3校目の春連覇に向けて好発進した。大会は今日から12日間(休養日含む)で争われる。

 

3月19日(日)
◇1回戦

 池田(呉)、延長12回を完投
 呉 (広島) 6 = 010|010|002|002
至学館(愛知) 5 = 100|020|010|001(延長12回)

 

 日大三、13安打も好機生かせず
履正社(大阪) 12 = 001|030|107
日大三(東京) 5 = 200|000|210
本塁打 (履)石田3ラン

 

 智弁、重盗含む5盗塁
智弁学園(奈良) 6 = 101|013|012
熊本工(熊本)  0 = 000|000|000
本塁打 (智)太田2ラン