31日、プロ野球がセ、パ両リーグで開幕した。昨季、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島は本拠地で阪神と対戦。広島先発クリス・ジョンソンがいきなり2点を先制され、その後も内野陣の守備の乱れもあり7失点。ジョンソンは3回2/3でマウンドを降りた。阪神は先発のランディ・メッセンジャーが6回途中まで2失点の好投。広島は新井貴浩のホームランなどで追いすがったが及ばず。阪神が10-6で開幕戦を勝利した。巨人は中日を6-2、東京ヤクルトが横浜DeNAを9-2で下した。


 パ・リーグは昨季日本一の北海道日本ハムが埼玉西武と対戦した。日本ハム先発の有原航平は1-2で迎えた6回表、連続安打や四球で崩れて4失点。西武が辻発彦新監督の初陣を1-8と勝利で飾った。福岡ソフトバンクは千葉ロッテを3-1で破り、東北楽天はオリックスを延長戦の末、6-4で下した。

 

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3月31日(金)

 

◇セ・リーグ

 高山、糸井、福留、原口が猛打賞!(阪神1勝0敗、マツダスタジアム)
阪神 10 = 203|201|002
広島 6 = 010|003|110
勝利投手 メッセンジャー(1勝0敗)
敗戦投手 ジョンソン(0勝1敗)
本塁打 (神)福留1号2ラン
    (広)新井1号ソロ


 マシソン-カミネロ。終盤ゼロ封リレー(巨人1勝0敗、東京ドーム)
中日 2 = 000|020|000
巨人 6 = 202|020|00×
勝利投手 マイコラス(1勝0敗)
敗戦投手 大野(0勝1敗)
本塁打 (巨)阿部1号2ラン、坂本勇1号2ラン


 雨中の開幕。先発全員安打で燕快勝(東京ヤクルト1勝0敗、神宮)
横浜DeNA  2 = 000|002|000
東京ヤクルト 9 = 000|210|33×
勝利投手 石川(1勝0敗)
敗戦投手 石田(0勝1敗)
本塁打 (De)ロペス1号2ラン


◇パ・リーグ

 3番・大谷、2安打2三振(埼玉西武1勝0敗、札幌ドーム)
埼玉西武    8 = 020|004|101
北海道日本ハム 1 = 000|010|000
勝利投手 菊池(1勝0敗)
敗戦投手 有原(0勝1敗)
本塁打 (西)浅村1号ソロ
    (日)市川1号ソロ

 

 和田、8回7奪三振の粘投(福岡ソフトバンク1勝0敗、ヤフオクドーム)
千葉ロッテ    1 = 000|000|100
福岡ソフトバンク 3 = 000|000|12×
勝利投手 和田(1勝0敗)
敗戦投手 涌井(0勝1敗)
セーブ  サファテ(1S)


 両軍計19安打、4時間の熱戦(東北楽天1勝0敗、京セラドーム大阪)
東北楽天 6 = 012|010|000|02
オリックス 4 = 000|030|100|00(延長11回)
勝利投手 松井裕(1勝0敗)
敗戦投手 澤田(0勝1敗)
セーブ  ハーマン(1S)
本塁打 (楽)銀次1号ソロ、ペゲーロ1号2ラン
    (オ)T-岡田1号ソロ