日常の食事・メンタル面を含めたスポーツ・ニュートリションの実践、勝てる選手・勝てるチームをサポートするきめ細やかな栄養指導など、多くのアスリートやスポーツに関わる人々を栄養の面からサポートし、大きな成果へとつなげている『ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ』。その活動を二宮清純が定期的に取材し、レポートをSAVASサイト内で掲載しています。
 今回はザバス管理栄養士の大前恵さんが講師を務めた読売巨人軍の新人選手を対象とした栄養セミナーを取材しました。

(写真:ドラフト1位の菅野投手らが自身の食生活を振り返りながら、熱心に耳を傾けた)
 当サイトでは記事の一部を特別にご紹介します。

<食事や栄養は成功の条件>

「皆さんは甲子園に出られる選手でも、この席には座ることができないくらい、大変な世界に来ています。そんな皆さんの素晴らしい力を、いかに最大限発揮するか。今回の話を元に、それらを自分なりに考えながら、ぜひ活躍してほしいと思っています」
 
 約1時間に渡ったジャイアンツ寮でのセミナーは、大前さんのこんな挨拶からスタートした。プロ野球の世界には、毎年、12球団で80名前後の新人たちがやってくる。どの選手も入団前は高い能力を見込まれたエリート中のエリートだ。しかし、実際に大観衆のスタジアムで、ファンの大歓声を浴びる選手は、わずか一握りである。恵まれた才能があっても、ケガが多かったり、コンディションに波があれば、安定した成績は残せない。体づくりの元となる食事や栄養面に気を配ることもプロで成功するための大事な条件なのだ。

 大前さんが巨人の新人たちにセミナーを実施し始めたのは、10年ほど前から。当時、在籍していた上原浩治選手や高橋尚成選手のサポートをしていた縁で、球団を通じて依頼を受けた。「最初は栄養の話をしても、反応は薄かったですね。練習場や寮を訪れると、選手から“何の取材ですか?”と言われたこともあります」と大前さんは苦笑しながら当時を振り返る。
(写真:セミナー後はジャイアンツ寮の食堂で夕食を囲みながら、個別相談にも乗った)

 プロに入りたての真っさらな時期に、いかに興味、関心を持ってもらうか。選手たちの意識を高めるには最初が肝心だ。今回のセミナーでは5大栄養素の働きや、酒とたばこの害といった基礎知識の学習はもちろん、ザバスがこれまでサポートしてきた一流アスリートの実践例を紹介しながら話が進められた。


※記事の全文は、SAVASサイトへ。


 SAVASサイトでは「二宮清純のザバス取材記」のバックナンバーも充実しています。ザバスがサポートする上原浩治選手ら多くのアスリートやトレーナーへのインタビュー、ザバスが協賛した「神戸マラソン」や「ザバス杯全日本リトルリーグ野球選手権大会」の取材記事、プロテイン工場への潜入レポートなど、読み応えたっぷりです。ぜひ改めてアクセスしてみてください。