14日、平昌五輪のカーリング女子初日が行われ、日本はアメリカを10-5で退けて白星スタート。初のメダル獲得に向けて上々の滑り出しを見せた。


 今回の女子カーリング出場国は日本、カナダ、スウェーデン、イギリス、スイス、アメリカ、ロシア、デンマーク、中国、韓国の10カ国。総当りリーグ戦で予選を行い上位4チームが準決勝に進出する。

 

 日本女子代表はLS北見の本橋麻里、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月の5人。アメリカ戦はリード吉田夕梨花、セカンド鈴木、サード吉田知那美、スキップ藤沢で臨んだ。第1エンド、後攻の日本が2点をとって先行し、第2エンドもアメリカがラスト1投でナンバーワンを狙ったが届かず。日本が2点を奪って4-0とリードした。

 

 第3エンド、スキップの藤沢が投じた最後のストーンがアメリカの2つのストーンを弾き出すダブルアウトとなった。アメリカも最後の1投で日本のナンバー1を弾き出したものの、アメリカのストーンもハウス外へ。これで日本が3点を獲得して7ー0とリードした。

 

 第6エンドにアメリカが一挙に3点、第7エンドに1点をあげて8-4。後半に追い上げられた日本だったが第9エンドのラストでアメリカがダブルアウトを狙ったが失敗。アメリカがここでギブアップし、日本が勝利した。予選初日は日本の他、中国、イギリス、スウェーデンが勝利をあげた。日本は次回、デンマークと15日に対戦する。