14日、韓国・仁川でアジア競技大会の開幕に先駆けて男子サッカーのグループリーグ第1節が行われ、D組のU−21日本代表がU−23クウェート代表を4−1で下した。日本は前半43分、MF大島僚太のゴールで先制すると、後半5分にFW鈴木武蔵の得点でリードを広げた。後半25分に1点を返されたものの、29分にDF岩波拓也、39分には鈴木のゴールでダメを押した。白星発進の日本は、17日にU−23イラク代表と戦う。

 大島、快勝呼ぶ先制弾(仁川)
U−21日本代表 4−1 U−23クウェート代表
【得点】
[日本] 大島僚太(43分)、鈴木武蔵(50分、84分)、岩波拓也(74分) 
[ク] ユセフ・ナジャフ(70分)
 鈴木がエース・ストライカーの仕事を果たした。1点をリードして迎えた後半5分、右CKをファーサイドにいたDF植田直通がゴール前へ折り返す。これを鈴木が頭で押し込んだ。さらに後半39分には、右サイドからのクロスを右足ダイレクトでゴールネットを揺らした。「点が取れてよかった。(次戦までの)中2日で体を休めてしっかり準備したい」と鈴木。次の試合でも、エースとしてチームを勝利に導くゴールを決められるか。