ページのトップへ

Author Archives: 田崎健太 - Page 12

田崎健太「国境なきフットボール」

第16回 フランスの僕のクラブを紹介しよう<Vol.1>

 しばしば僕は『週刊ポスト』という週刊誌の不定期連載で、下田昌克という同じ年の絵描きと世界各地に取材に出かけている。情熱大陸などにも出演したことがある下田は、色鉛筆を使って人の顔を描くことを得意にして
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第15回 ドゥンガの知られざる一面<Vol.4>

 ドゥンガには忘れられない思い出がある。 何年か前、ドゥンガは施設の子供たちと記念日のお祝いをするために、マクドナルドに出かけたことがあった。 マクドナルドは、日本やアメリカ、あるいはブラジルのミドル
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第14回 ドゥンガの知られざる一面<Vol.3>

 ドゥンガが、ブラジルの貧富の差に気がついたのは、まだ幼い頃だった。 クラブの下部組織の一員として、様々なクラブと練習試合を行った。ある時、いわゆる貧民街で試合をしたことがあった。粗末な建物の中にある
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第13回 ドゥンガの知られざる一面<Vol.2>

「着いたよ。ここだ」 ドゥンガは車から降りると、道路の下を指さした。 そこには、粗末な建物が並ぶ、貧民街が広がっていた。サンパウロやリオでは、場所によっては、遠くからカメラを向けるだけでも気をつけなけ
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第12回 ドゥンガの知られざる一面<Vol.1>

 本当は、8月の終わりに僕は北京に行くはずだった。 サッカー男子ブラジル代表が決勝まで進んだ場合、僕はドゥンガのマネージメントを手がける人間と一緒に試合を見に行く約束をしていた。切符の手配はもちろん、
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第11回 ロベルト・バッジオ、“独占取材”の夜(後編)

 ロベルト・バッジオは、報道陣に一斉に取り囲まれた。「ファブリツィオ、行こう」 ここで彼を捕まえるしか方法はないのだ。 ファブリツィオは、報道陣をかき分け、僕は後に続いた。イタリア人記者はなぜか道をゆ
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第10回 ロベルト・バッジオ、“独占取材”の夜(中編)

 練習が終わると次々とパルマの選手が、練習場所から出てきた。フリスト・ストイチコフの姿が見えたので、手を挙げた。彼は頷くと僕たちのところにやってきた。「ジーコは僕のことをなんて言っていたんだい?」 ス
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第9回 ロベルト・バッジオ、“独占取材”の夜(前編)

 96年2月――。  イタリアはまだ寒かったことを覚えている。空気は乾いており、気温よりもずっと寒く感じた。今から12年前、僕にとっては生まれて始めての欧州だった。(写真:スイスでは当時国際サッカー連
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第8回 カズの足跡を辿って(後編)

 マツバラで結果を残した三浦だったが、87年10月に契約が切れた後、次のクラブがなかなか決まらなかった。ポルトアレグレにある名門インテルナシオナルとは一度契約がまとまったが、サインには至らなかった。(
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第7回 カズの足跡を辿って(前編)

 数年前、三浦知良と同じ時期にサンパウロに滞在したことがある。彼は永住権が切れないよう、2年に1度は必ずブラジルを訪れている。たまたまその訪問に重なった僕は、先にサンパウロを旅立つ彼を見送るためにいっ
続きを読む