ヒーローの美と原型 上田 哲之 2012年3月2日 ヒーローの美と原型2015-10-05T13:32:08+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 今年のプロ野球界の最大の話題は、やはりテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が、どのくらい活躍するか、ということになるのだろう。 それにしても、連日のように放映されるキャンプの映像を見ていると、改め 続きを読む
惜別 上田 哲之 2012年2月3日 惜別2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 人は誰でも永久保存しておきたい記憶を一つや二つは持っているものだ。野球観戦において、そういう試合のコレクションが一つ増えた。 2011年10月29日。パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストス 続きを読む
我々はどこに立っているか 上田 哲之 2012年1月6日 我々はどこに立っているか2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 こんな言葉にぶつかった。テレビのいわゆるお正月特番を日がな見るともなく眺めていたときのことである。もとより録画などしていないので、細部が不正確であることは、お許しをいただきたい。「バットが折れても野 続きを読む
吉見的なるもの、川崎的なるもの 上田 哲之 2011年12月2日 吉見的なるもの、川崎的なるもの2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 日本シリーズが始まったと思ったら、何やらうっとうしいニュースに話題をさらわれたプロ野球界ですが、福岡ソフトバンクが日本一になったというのは、まぁ、妥当な結果というべきだろう。3位のチームの下剋上なん 続きを読む
心は技術で補える 上田 哲之 2011年11月4日 心は技術で補える2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 北海道日本ハムの梨田昌孝監督は、じっと腕組みをしたまま動かなかった。 10月30日のパ・リーグクライマックスシリーズ・ファーストステージ、埼玉西武対日本ハムの第2戦である。2−1で西武リードという緊 続きを読む
ある日の落合采配から 上田 哲之 2011年10月7日 ある日の落合采配から2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 かのコルビー・ルイス(レンジャーズ=元広島)が、3日(現地時間)レイズとの地区シリーズで6回1失点の好投。今季ポストシーズンの1勝目を挙げた。 ルイスが好投すると、なんか、嬉しい。「日本での経験は野 続きを読む
統一球と金属バット 上田 哲之 2011年9月2日 統一球と金属バット2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 夏の甲子園(全国高校野球選手権)は面白かった。いくつも印象的な試合があったが、たとえば八幡商(滋賀)−帝京(東東京)。3−0と帝京リードで迎えた9回表。帝京の左腕・渡辺隆太郎は8回まで二塁を踏ませず 続きを読む
捕手の領分 上田 哲之 2011年8月5日 捕手の領分2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 大変極端な言い方をすれば、今季のリーグチャンピオンを決定づける打席であった。振り返っておこう。 その前に、耳慣れない言い方をした。「リーグチャンピオン」。セかパかを言っていない。どちらかと問われれば 続きを読む
「弱さ」という問題 上田 哲之 2011年7月1日 「弱さ」という問題2015-10-05T13:32:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 その瞬間、何とも言えない気持ちの悪い感覚に襲われたのを覚えている。あれ、オレはもう野球を観る資格がないのだろうか、というような……。 6月26日の中日−広島戦である。0−0で迎えた3回裏、無死。広島 続きを読む
武田勝とマエケン 上田 哲之 2011年6月3日 武田勝とマエケン2015-10-05T13:32:10+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 北海道日本ハムは、なかなか魅力的なチームである。なんたって、日本一の大エース、ダルビッシュ有がいる。ストレートが常時150キロを超える変化球投手。投手の理想形でしょう。見ているだけで、十分に幸せにな 続きを読む