第1149回 過去の宝にも光当てるドジャース大谷効果 二宮清純 2024年3月13日 第1149回 過去の宝にも光当てるドジャース大谷効果2024-03-13T11:56:58+00:00 二宮清純「唯我独論」 大谷翔平には、未来を切り拓くだけではなく、過去の宝を発掘する力もあるようだ。旧知の古書店の店主と話していて、不意にそんな思いにとらわれた。 店主によると大谷がエンゼルスからドジャースに移籍したのを機 続きを読む
第267回 スーツで猪木登場 馬場救出事件の謎 二宮清純 2024年3月12日 第267回 スーツで猪木登場 馬場救出事件の謎2024-03-12T21:48:18+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 この1月31日は、“東洋の巨人”というニックネームで一世を風靡したジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だった。 力道山の弟子である馬場、アントニオ猪木といえば、我々の世代からすれば、プ 続きを読む
第1148回 “低反発バット”ゆえの工夫こそ高校野球の本道 二宮清純 2024年3月6日 第1148回 “低反発バット”ゆえの工夫こそ高校野球の本道2024-03-06T10:36:45+00:00 二宮清純「唯我独論」 今月18日に開幕するセンバツは、ロースコアのゲームが増えると見られている。高野連は2年前、打球による受傷事故防止を目的に“低反発バット”の導入を決めた。移行期間を経て今春から新基準の金属バットに統一 続きを読む
第785回 岡田阪神、連覇の先にあるもの 二宮清純 2024年3月5日 第785回 岡田阪神、連覇の先にあるもの2024-03-05T16:04:45+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「今年は『アレ』を言わずに、連覇。連覇を第一目標に戦っていきたいと思います」<この原稿は2024年3月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> キャンプインするにあたり阪神・岡田彰布監督は、球団史上初 続きを読む
第1147回 奥行き計り知れない「ネクスト・モンスター」中谷潤人のボクシング 二宮清純 2024年2月28日 第1147回 奥行き計り知れない「ネクスト・モンスター」中谷潤人のボクシング2024-02-28T12:19:11+00:00 二宮清純「唯我独論」 ボクサーにとって、リーチ差はともかく、身長差は必ずしも競争優位性を保証しない。短駆のボクサーが貝のようにガードを固め、低い姿勢を保った場合、攻め口を見つけるのは難しい。 たとえば1970年代後半から 続きを読む
第266回 エディーが説く「孫子の兵法書」 二宮清純 2024年2月27日 第266回 エディーが説く「孫子の兵法書」2024-02-27T19:30:53+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 1月にラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に再就任したエディー・ジョーンズが記者会見やトークショーのたびに気の利いたことを言うのは昔からだ。 1月15日のメディアブリーフィングでは、ゴリラを持ち出し 続きを読む
第1146回 麟太郎 名門スタンフォードで“文武二刀流”の挑戦 二宮清純 2024年2月21日 第1146回 麟太郎 名門スタンフォードで“文武二刀流”の挑戦2024-02-21T11:37:22+00:00 二宮清純「唯我独論」 ある大手出版社の編集者から、翻訳本の解説文を依頼されたのは2003年の秋のことだ。本のタイトルは『マネー・ボール』。主人公はビリー・ビーンというMLBアスレチックスのGMで、セイバーメトリクスと呼ば 続きを読む
第784回 掛布雅之と殿堂 ありし日の輝き 二宮清純 2024年2月20日 第784回 掛布雅之と殿堂 ありし日の輝き2024-02-20T20:00:21+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 日米通算203勝の黒田博樹、NPB史上最多3021試合出場の谷繁元信の野球殿堂入りを報じる紙面の片隅に、掛布雅之の落選を伝える記事が小さく載っていた。<この原稿は2023年2月16日号『週刊漫画ゴラ 続きを読む
第1145回 新背番号「5」門脇 巨人「正遊撃手」表徴の道 二宮清純 2024年2月14日 第1145回 新背番号「5」門脇 巨人「正遊撃手」表徴の道2024-02-14T17:51:20+00:00 二宮清純「唯我独論」 巨人のV9は1965年から73年にかけてだ。内野のレギュラーは一塁・王貞治、二塁・土井正三、三塁・長嶋茂雄、ショート黒江透修。背番号は順に「1」「6」「3」「5」。この中で、最も後発のレギュラーは黒 続きを読む
第265回 MVPはモンスター井上尚弥 二宮清純 2024年2月13日 第265回 MVPはモンスター井上尚弥2024-02-13T19:52:38+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 全米ボクシング記者協会(BWAA)が選出する2023年の「シュガー・レイ・ロビンソン賞」(年間最優秀選手)に、日本人として初めて井上尚弥が輝いた。 これを受け、井上は「世界中の記者の方々からの評価を 続きを読む