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第611回 中日ドラフト2位・又吉、四国IL出身投手のジンクスに挑む

 日本初のプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグPlus」は、この秋、9年目のシーズンを終えた。記念すべき10年目を迎える前のNPBドラフト会議で、初の上位指名選手が誕生した。中日から2位指名を受け
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第610回 星野楽天、活路を開く超攻撃的継投

 26日から始まる日本シリーズは、球団創設9年目で初めてパ・リーグを制した東北楽天と、23度目の日本一を狙う巨人との間で争われる。新興と名門の対決は興趣が尽きない。 こうした図式の頂上決戦は海の向こう
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二宮清純「スポーツのツボ」

第20回 黒衣として狙うもう一つの「3冠王」(落合博満)

 2004年から11年までの8年間、中日の監督として4度のリーグ優勝と1度の日本一を達成した落合博満が球団初のゼネラル・マネジャー(GM)に就任した。 来季からプレーイングマネジャーとしてチームの指揮
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史上稀に見る接戦、激戦 〜ワールドシリーズ2001〜

 海の向こうメジャーリーグ(MLB)では、プレーオフが大詰めを迎えている。アメリカンリーグは上原浩治、田澤純一の両日本人投手が所属するレッドソックスが、ナショナルリーグは2年ぶりの制覇を目指すカージナ
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第609回 パラリンピックを変えた“競技用車椅子の父”

 冷凍食品にコンドーム。オリンピックのたびごとに技術革新が行われてきたことは、前回の小欄で述べた。福祉機器や補助器具なしでは成立し得ないパラリンピックとなると、なおさらである。 楕円形から、おにぎり形
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二宮清純「プロ野球の時間」

第543回 星野楽天、日本一への秘策が見えた!?

 胴上げ投手は星野仙一監督の予告どおり「18番」だった。 東北楽天が球団創設9年目で初のリーグ優勝を果たした。 優勝を決めた試合、エースの田中将大が西武ドームのマウンドに上がったのは4対3と1点リード
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二宮清純「スポーツのツボ」

第19回 燃えるサービス魂の「7年後」は?(アニマル浜口)

 今では元プロレスラーと紹介するより、女子レスリングのアテネ、北京五輪銅メダリスト・浜口京子の父親と紹介した方が通りがよいだろう。 2020年夏季オリンピック・パラリンピック開催都市が東京に決まった際
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マイク・タイソン、破滅へのテン・カウント<後編>

 ファイティング・マシーンであるタイソンはコントロール・タワーである彼の指示に忠実に従い、ただフォーメーション化されたコンビネーション・ブローを、力一杯相手の急所に叩き込むだけでよかった。<この原稿は
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第607回 人生を賭けてアリのアゴを砕いたノートン

 モハメド ・アリのアゴを砕いた男――。元ボクシングWBC世界ヘビー級王者ケン・ノートンがさる9月 18日、療養先の施設で死去した。まだ70歳だった。 ノートンが生死をさまようほどの大事故にあったのは
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