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二宮清純「スポーツのツボ」

第7回 WBC、今後の目標は“打倒カリブ勢!”

 第3回WBCの頂点に立ったのはドミニカ共和国だった。1次ラウンドから決勝のプエルトリコ戦まで8戦全勝。堂々の“横綱相撲”ならぬ“横綱野球”だった。 過去2大会は「実力的にはナンバーワン」と言われなが
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第581回 “ミスター社会人”西郷にも栄誉賞を

 都市対抗野球の予選が始まる前に、どうしても会っておきたい人物がいた。社会人野球のホンダに所属する西郷泰之である。 彼は“ミスター社会人”と呼ばれている。 東京の日本学園高を卒業後、三菱自動車川崎(後
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二宮清純「プロ野球の時間」

第529回 WBC大健闘・台湾に「あっぱれ!」

 2次ラウンドで姿を消したものの、第3回WBCでの台湾の活躍ぶりは、あっぱれだった。3月8日の日本戦ではサムライたちをあと一歩のところまで追い詰めた。 WBCは球数制限があり、2次ラウンドでは80球ま
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第580回 世界王者の価値下落に歯止め策必要

 金融緩和ならぬタイトル緩和である。長い間、WBA(世界ボクシング協会)とWBC(世界ボクシング評議会)の2団体しか認めてこなかったJBC(日本ボクシングコミッション)がWBO(世界ボクシング機構)、
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二宮清純「スポーツのツボ」

第6回 珍しくビッグマウスの意気やよし(山中慎介)

 WBCはWBCでも、こちらは野球ではなくボクシングの話だ。 WBC世界バンタム級王者の山中慎介が、4月8日、東京・両国国技館で元WBC世界フライ級王者のマルコム・ツニャカオ(フィリピン)相手に3度目
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第579回 「自治領の島」が野球で世界に衝撃

 米国の51番目の州昇格をめぐるプエルトリコの住民投票で賛成が過半数を占めたのは昨年11月のことだ。だが、バラク・オバマ大統領は、この問題には慎重だと伝えられている。 周知のようにプエルトリコはグアム
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二宮清純「プロ野球の時間」

第528回 角中育てた独立リーグの新機軸

 日本プロ野球独立リーグの草分けである「四国アイランドリーグplus」に対する注目が高まっている。昨季のパ・リーグ首位打者にしてWBC日本代表・角中勝也(千葉ロッテ)の出身母体だからだ。 今から8年前
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「星空の妻に捧ぐ」 上甲正典

 22日に春のセンバツ高校野球大会が開幕する。出場36校の注目校のひとつは9年ぶりの2度目の出場の愛媛・済美高校だ。指揮を執るのは名将・上甲正典。監督として、宇和島東と済美を春夏合わせて15度の甲子園
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第578回 「バント高田」では世界戦に勝てない

 巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄の天真爛漫ぶりを示すエピソードとして、しばしば取り上げられるのが「バント高田!」である。監督時代のミスター、チャンスでバントのうまい高田繁にバントの構えをしたまま、代打を
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