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二宮清純「プロ野球の時間」

第512回 WBCに切り札を投入した米国の本気度 米国代表監督、ジョー・トーリ

「今回は米国が本気になっている。(WBCで)日本に3度も勝たせるな、と。ですから(監督、コーチ就任を)引き受けてもらうことが非常に申し訳ない」 こう語ったのは日本プロ野球機構(NPB)の加藤良三コミッ
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第558回 栗山英樹監督、魔術師・三原が乗り移った

 ドイツ帝国初代宰相として知られるオットー・フォン・ビスマルクは日本の近代化にも多大なる影響を与えた大政治家だ。そのビスマルクには「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」との名言がある。これについては本
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二宮清純「プロ野球の時間」

第511回 金本知憲“叩き上げの21年”に幕

 足が速いこと。肩が強いことはもちろんだが、ケガに強いこともプロ野球選手にとっては才能のひとつだろう。 世界記録となる1492試合連続フルイニング出場を誇る阪神の金本知憲が今季限りで引退を表明した。
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耐え続けた男 西岡利晃

“世紀の一戦”のゴングが刻一刻と近づいている。13日、ボクシングの本場・米国で世界スーパーバンタム級王座統一戦が行なわれる。この試合、拳を交えるのは、3月に日本人初のWBC同級名誉王者となった西岡利晃
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第557回 松永ジャパンの延長に“浩二ジャパン”

「彼しかいない。人間的な魅力も評価されたんじゃないでしょうか」。そう語るのは来春のWBCで3連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」監督に就任することが内定した山本浩二の“育ての親”である松永怜一である
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二宮清純「プロ野球の時間」

第510回 「ノムラの教え」を移植してV奪回を演出 巨人・橋上秀樹戦略コーチ

 優勝の陰の功労者と言ってもいいだろう。2位・中日とのゲーム差11・5、貯金42(9月27日現在)。巨人がぶっちぎりでセ・リーグを制した。 4月に5連敗を2度喫するなど立ち上がりこそ不安定だったが、最
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第556回 東京五輪開催へ、パラリンピックに学べ

 チケット販売数は史上最多の270万枚。障害者スポーツの発祥の地ということもありロンドンパラリンピックは空前の盛り上がりを見せた。「チケットを取るのさえ大変でした」。そう語ったのは、競泳女子100メー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第509回 難航か迷走か? WBC監督人事

 来春のWBCで3連覇を狙う日本代表(侍ジャパン)の監督選びが難航している。 落合博満、秋山幸二、梨田昌孝、山本浩二、山田久志……。 監督の実績だけを見れば中日で4度のリーグ優勝と1度の日本一に輝いた
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第555回 球界いまや“ジャンボ”はハンデじゃない

 うどの大木――。体ばかり大きくて何の役にも立たない者のたとえだが、プロ野球の世界でも、20年程前までは「大男は使い物にならない」と言われたものだ。 球界きっての大男といえば、プロレスの世界で勇名を馳
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二宮清純「プロ野球の時間」

第508回 健康不安の中でもオレ流トークは絶好調 前中日監督・落合博満氏

「口は歪み、目の焦点も定まっていなかった。それでも話は理路整然としていた。しかし監督としての現場復帰は、さすがに難しいのでは……」 前中日監督の落合博満は9月8日、松山市内で講演を行った。以上は講演を
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