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二宮清純「唯我独論」

第1137回 既視感ある大谷のドジャース入団経緯

 本拠地のドジャースタジアムで行われた大谷翔平のドジャース入団会見で、最も印象に残ったのは「オーナーを含めて、ドジャースが経験してきたこの10年間を、彼らは全く成功だと思っていない」という発言だった。
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二宮清純「プロ野球の時間」

第781回 原辰徳と岡田彰布 晩年に受けた屈辱

 プロ野球の世界には「格」が存在する。これを無視した采配を振るうと、人間関係に亀裂が走るだけでなく、組織全体の空気も悪くなる。<この原稿は2023年12月15日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです
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二宮清純「唯我独論」

第1136回 “する”から“支える”へ――堀江翔太の決断に拍手

 スポーツ庁は「する」「みる」「支える」を、スポーツ立国戦略の中枢に位置付けている。<アスリートのプレーを「みる」、ボランティアにより「支える」といったところから、「する」スポーツへの興味が喚起され行
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二宮清純「スポーツのツボ」

第261回 馬場必殺技の謎「脳天唐竹割り」

 誰が考えたのか知らないが、見る側にまで痛みが伝わってくる絶妙なネーミングである。その名も「脳天唐竹割り」。 ジャイアント馬場が得意にした必殺技のひとつで、「16文キック」や「32文ロケット砲」ととも
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二宮清純「唯我独論」

第1135回 偶然の重なり合いが生んだ“燃える闘魂”

 12月15日で、力道山没後60年となる。古橋広之進、長嶋茂雄と並ぶ、戦後最大のスポーツヒーローの死は、未だに多くの謎に包まれている。 東京・赤坂の高級クラブで暴力団員に腹部を刺されたのが12月8日の
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二宮清純「唯我独論」

第1134回 スポーツの高潔性揺るがす馳知事の“自白テロ”

 これほどのオウンゴールは、実際のサッカーの試合でも、なかなかお目にかかれない。事の重大さに気付き、後になってあのゴールはなかったことにしてくれ、というのは、ちょっと虫がよすぎるのではないか。 馳浩石
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二宮清純「スポーツのツボ」

第260回 ドーハの悲劇から30年後の蹴球風景

 日本列島全体がお通夜の会場と化した“ドーハの悲劇”から、この10月28日で、まる30年が経った。 日本にとって初めてのW杯となる94年米国大会出場にあと一歩と迫りながら、ラストワンプレーで涙を飲んだ
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二宮清純「唯我独論」

第1133回 成果のため何かを犠牲にする必要ない

 関東サッカーリーグ1部に所属する南葛SCの監督兼TDに就任した風間八宏は、ドイツでプレーしていた頃、現地での歯科治療でカルチャーショックを受けたことがある。 そりゃ誰だって、痛いよりは痛くない方がい
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二宮清純「プロ野球の時間」

第779回 今年の流行語大賞は「アレ」か!?

 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補に、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した阪神・岡田彰布監督の口ぐせである「アレ(A.R.E.)」がノミネートされた。優勝の隠語だ。<この原稿
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