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二宮清純「スポーツのツボ」

第240回 日本サッカー、ドイツに恩返し

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 カタールW杯の初戦で、日本がドイツを破った意味は途轍もなく大きい。サッカーの師匠に対し、恩返しをしたと言っても過言ではあるまい。 一昨年9月、日本サッカー協会は創立100周年を迎えた。 サッカー後進
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二宮清純「スポーツのツボ」

第239回 代表躍進! Jリーグ30年の果実

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 熱戦続きのカタールW杯。12月2日(日本時間)早朝、スペインに勝ち、決勝トーナメント進出を決めた直後、日本サッカー協会元会長の川淵三郎に祝福のメールを送ると、すぐに返信があった。<びっくり仰天。さす
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二宮清純「スポーツのツボ」

第238回 FIFAブラッター氏の“原罪”

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 開いた口が塞がらない、とはこのことだ。 FIFA前会長のゼップ・ブラッターがスイス紙のインタビューに、「カタールでのワールド杯は間違いだった。選択が悪かった」と語ったのは、カタールW杯が始まる直前の
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二宮清純「スポーツのツボ」

第237回 「五輪書」から学ぶ武蔵と大鵬の構え

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 剣豪・宮本武蔵が晩年、熊本市近郊の金峰山にある霊厳洞にこもって著した兵法『五輪書』は、スポーツの指南書でもある。 書名の「五輪」は密教用語で、「地・水・火・風・空」の五巻により構成されている。 武蔵
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二宮清純「スポーツのツボ」

第236回 アントニオ猪木流独自外交「行けばわかるさ」

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 国から「指定難病」の対象となっている「全身性アミロイドーシス」により、さる10月1日、79歳で死去したアントニオ猪木さんが、闘いの場をリングから国会に移したのは1989年7月のことである。猪木さんは
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二宮清純「スポーツのツボ」

第235回 「童顔の暗殺者」が引退覚悟で挑む、最大のチャレンジ(ポール・バトラー)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 誰が名付けたかBaby Faced Assassin。“童顔の暗殺者”の異名をとるボクシングWBO世界バンタム級王者のポール・バトラー(英国)が“童顔”でいられるのも、今のうちかもしれない。 先頃、
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二宮清純「スポーツのツボ」

第234回 カタールの光と闇 W杯の持続可能性

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 サッカーW杯カタール大会開幕まで、残り約1カ月。中東でのW杯開催は史上初、アジアでは02年日韓大会以来、2回目だ。 これまでW杯は欧州の主要リーグのシーズンが終了するのを待ち、6月から7月にかけて開
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二宮清純「スポーツのツボ」

第233回 ガッツ石松節全開 珠玉の名言と迷言

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 ある月刊誌でボクシングWBC世界ライト級元王者のガッツ石松さんと対談した。 翌日、ガッツさんからお礼の電話がかかってきた。「昨日は楽しかったよ。また機会があったら、やりたいね」 その翌日、対談の際に
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二宮清純「スポーツのツボ」

第232回 観客の感情に訴えかける“猟犬”のプレー(ファフ・デクラーク)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「このチームでトロフィーを勝ち取っていきたい。世界でもベストなチームと言われる存在になりたい」 南アフリカ代表のスクラムハーフとして2019年ラグビーW杯日本大会優勝に貢献したファフ・デクラークがリー
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二宮清純「スポーツのツボ」

第231回 絶対王者・羽生結弦と上杉謙信

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 五輪2連覇(14年ソチ大会、18年平昌大会)に加え、世界選手権優勝2回、グランプリファイナル優勝4回などフィギュアスケートの世界で数々の金字塔を打ち立てた羽生結弦が「引退」を表明した。 引退といって
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