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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 - Page 25

苦境と栄光 内柴正人

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 お家芸と呼ばれる柔道にあって、鬼門と呼ばれるクラスが男子66キロ級だった。 旧65キロ級時代含め、世界の層が厚いこのクラスで、日本人が五輪で金メダルを獲得したのは‘84年ロサンゼルス大会の細川伸二ま
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巨人・松井秀喜の、“進化する怪物”<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 そして今年、最も変わったと思われる点はレベルスイングの時間が長くなったということである。ダウンスイングでボールをとらえにいき、レベルの部分でボールに力を伝え、最後、アッパースイングでボールを運び去る
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巨人・松井秀喜の、“進化する怪物”<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 草野球に、ひとり元プロ野球選手がまじると、たとえホームランを打たなくても、バットの振りの速さやスイングの音だけで彼我の違いが実感できるものだ。 ちょうど今、ジャイアンツの松井秀喜がそんな感じである。
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背番号「3」の再臨<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 26年ぶりの「背番号3」を目の当たりにして、なぜ、少年時代、あれほどまでに長嶋茂雄が好きだったのか、やっと謎が解けた。つまり「背番号3」は躍動の象徴だったのだ。「3」という背番号そのものが美しいので
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背番号「3」の再臨<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 球場へ向かう道は県外からの車であふれていた。渋滞の中には九州各県はもちろん、遠く東北や関東のナンバープレートを付けた車も見受けられた。 2月12日。宮崎キャンプが始まって12日目の土曜日、今日こそ長
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ラガーマンの決断 ラグビー・村田亙

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「オレも、もう少し若かったらなァ……」 人生の大切な局面において決断できなかった理由を、年齢のせいにする人間に仕事のできる者はいない。 日本一のラグビー界においてプロ第一号となり、フランスのラグビーリ
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プロ野球の速球王、前人未踏の160キロへの挑戦 ヤクルトスワローズ・五十嵐亮太<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 高校3年夏の千葉県大会1回戦、五十嵐は稲毛高を前に12奪三振の完封劇を演じた。この試合の2回、彼は自己最高の144キロを記録した。ヒットこそ4本許したものの、打球はいずれも球威に押されて詰まっていた
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第114回 プロ野球の速球王、前人未踏の160キロへの挑戦 ヤクルトスワローズ・五十嵐亮太<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 誰よりも速いボールを投げたい。 誰よりもボールを遠くへ飛ばしたい。 野球を始めた少年が、最初に思うことは、このどちらかである。 前者の方に魅力を感じた少年はピッチャーへの道を選び、やがてエースとして
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第113回 リベンジの冬へ 武蔵

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「立ち技最強」と呼ばれるK−1は、これまで12回のワールドグランプリを行っているが、日本人王者はまだ誕生していない。 ナチュラルなヘビーウェイト揃いの外国人勢に比べ、日本人選手は体格的に見劣りする。一
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第112回 野茂英雄が挑戦し続けるMLB孤高のマウンド<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 メジャーリーグで通用する条件は何か? 野茂がアメリカで成功をおさめてからというもの、こういう質問を受けることが多くなった。「やはり、三振をとれるフォークボールがあるということですか」「ストレートも1
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