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二宮清純「唯我独論」

二宮清純「唯我独論」

第809回 高校野球 「柔よく剛を制す」から「剛よく柔を断ず」の時代へ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 1969年夏の甲子園決勝、三沢(青森)対松山商(愛媛)の死闘(延長18回引き分け、再試合の末に松山商優勝)はいまだに語り草だ。 その三沢に小比類巻英秋というキャッチャーがいた。主戦捕手の河村真が故障
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二宮清純「唯我独論」

第808回 「殴り殴られ」世界を震撼させた三浦

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 快速球と剛速球はどう違うのか。前者がスピンのきいたホップするようなストレートなら、後者は回転数の少ないズドンとくるストレート。ボールの質に起因するのではないか。 ボクシングでも同じことが言える。先頃
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二宮清純「唯我独論」

第807回 “小よく大を制す”谷元のさらなる奮闘期待

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 V9巨人のエース堀内恒夫の身長は178センチだ。巨人に入団した頃は176センチだったと記憶している。野球雑誌には「長身の本格派」と書かれていた。東のエースが堀内なら西のエースは阪神の江夏豊だ。現役時
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二宮清純「唯我独論」

第806回 広島、本拠には人が「元気になる」仕掛けがある

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 球場充足率という用語がある。要するにスタジアムにおける埋まっている席数の割合だ。12球団の中で球場充足率トップ(2016年)は福岡ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームの93.6%、2位が広島の本拠地マ
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二宮清純「唯我独論」

第805回 宇良、石浦に聞きたい適正土俵サイズ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 平幕・宇良の初金星は同じ目方の日馬富士からだった。名古屋場所9日目、いつもの低い姿勢で飛び込んだ宇良は、両手で日馬富士の右腕を手繰り、左に回りこみながら鮮やかにとったりを決めた。 幕内42人の中で体
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二宮清純「唯我独論」

第804回 広島・バティスタという「原石」の磨き方

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 広島を本拠とする中国放送の「Veryカープ!」というTV番組の収録に参加した際、人気お笑いコンビ・ヴェートーベンの青井貴治から「バティスタはランスみたいな選手やったんですか?」との質問を受けた。 ラ
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二宮清純「唯我独論」

第803回 上田監督「伝説の抗議」の裏でもう一つのドラマ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 時計の針は午後4時を回っていた。時間の経過とともに秋天は翳り、大気はどんどん冷えていく。ヤクルトの広岡達朗監督は6回まで阪急打線を無失点に封じていた先発・松岡弘の肩の状態を案じていた。それでなくとも
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第802回 「禁じ手」平昌五輪“南北共同開催”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 歴代最多となる公式戦での29連勝を達成した最年少プロ棋士・藤井聡太四段に関するニュースが増えるにつれ、「最善手」「悪手」といった将棋用語が世間の口の端に上るようになってきた。 普段、我々がよく口にす
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二宮清純「唯我独論」

第801回 「野球と鉄道」ドラマ数知れず

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 時刻表に想を得た鉄道ミステリーは推理小説の王道である。松本清張の代表作『点と線』に出てくる“4分間の見通し”は発車時刻と入線時刻のギャップを突いたものだ。時刻表トリックの最高傑作として知られる。「1
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第800回 22年カタールW杯につきまとう中東の政情リスク

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 敵の敵は味方である。逆に言えば敵の味方は敵である。こうした国家間関係が中東情勢をより複雑なものにしている。 2022年にサッカーW杯を開催することが決定しているカタールがサウジアラビア、エジプトなど
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