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金子達仁「春夏シュート」

2戦4失点……GKの“自責率”は?

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 スペイン語圏には、GKというポジションを表現する単語の一つに“ポルテーロ”というものがある。直訳すれば「門番」。実社会では、門の前に立ちはだかり、住人たちを守る存在である。 仮に門番が強盗の侵入を許
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金子達仁「春夏シュート」

世界を知った上で貫く“青森山田スタイル”

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 専門誌で高校サッカーを担当するようになったころ、わたしにはお気に入りの選手がいた。バイエルンに所属していたデンマーク代表のブライアン・ラウドルップ。重心の低いドリブル。柔らかい膝と広い視野。ドイツの
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金子達仁「春夏シュート」

ファンが変われば国内組の意識も変わる

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 おめでとうございます、と軽々しく口にするのが憚られるような年明けになってしまった。被害にあわれた方、平穏な日常を取り戻すべく奮闘している方々に思いを馳せつつ、今年の筆を始めたい。 まずは元日に行われ
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金子達仁「春夏シュート」

大谷、尚弥が“変えた”勝利に驚かなくなるメンタル

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 世界のサッカー界の生き字引から、もしこんなことを言われてしまったら。「日本のあの選手は、ペレにも比肩しうる」 ペレ、がピンとこない方は、クリロナだろうがメッシだろうがエムバペだろうが、好きな人物に置
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金子達仁「春夏シュート」

J秋春制移行 降雪地クラブへ国、自治体も支援を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 26~27年シーズンから、Jリーグが秋春制に移行することが決まった。長く移行を訴えてきた人間の一人として、今回の決定を歓迎したい。 なぜサッカーが生まれた欧州では、秋に開幕し、春に終幕を迎える日程が
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金子達仁「春夏シュート」

森保ジャパンが“流れ”つくった2023年

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 子供のころはあんなにも長かった1年という時間が、年齢を重ねるにつれどんどんと短くなっていくのは、「初めて」や「未知」が減っていくからだと個人的には思っている。マラソンを走ったことのある人間とそうでな
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金子達仁「春夏シュート」

日本は平均値維持し、個も育てる方法模索を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 サッカーはその国の国民性が表れるスポーツである、と聞いたのは中学生の頃だった。なるほど、ドイツは勤勉だし、ブラジルは自由奔放だし、イタリアは何となくおしゃれだし。 ただ、世界の常識でもあるこの説には
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金子達仁「春夏シュート」

夢にも思わなかったブラジルの失墜

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 初めて“プレーオフ”なるものを観戦したのは、いまから11年前、ロンドン五輪開幕を控えた英国だった。 聞いたことのないチームと、聞いたことのないチームによる、およそハイレベルな内容が期待し難い一戦。そ
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金子達仁「春夏シュート」

アジアから離れつつある日本人の気持ち

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

“勝って当然”見る価値は……“ W杯予選が見られない! 国によっては暴挙や政情不安が起きていてもおかしくない事態だったが、日本では何も起きなかった。 吹っ掛けてきたシリア、もしくはUAE側にとって見誤
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金子達仁「春夏シュート」

U17代表戦士 格上撃破で人生を変えろ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 何度か書いてきたが、GKはサッカーにおける“炭鉱のカナリア”だと思っている。人口比で10%にも満たないポジションの強化に乗り出せる国が、残る90%以上を放置するはずがない。つまり、いいGKを輩出でき
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