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二宮清純「プロ野球の時間」

第788回 日ハム新庄剛志、勝負のシーズン

 今季のファイターズは侮れない。3年目の新庄剛志監督は「これで勝てなかったら僕の責任。最低でもプレーオフ、クライマックス(に出場する)」と、球団が開催したスペシャルパーティーで大見得を切った。<この原
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西田真二「赤ヘル寅さん放浪記」

NPB、今季は外国人選手の起用法に注目

 3月下旬、プロ野球とMLBが開幕しました。まずは20日に韓国で開幕したMLBについて。ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手は、今季打者一本で迎えるシーズンです。ワイドショーをはじめ野球以外
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野球

セ・パ王者が黒星スタート ~プロ野球~

 29日、プロ野球のセ・パ両リーグが開幕した。昨季日本一の阪神は巨人を0-4で敗戦。巨人は梶谷隆幸が3回表1死一、二塁の場面で森下翔太の右中間を破りそうな当たりを横っ飛びで好捕し、飛び出した一塁ランナ
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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第72回<カープ再び危機――長谷川引き抜き事件編その4/エースをあやつる黒幕とは!?>

 カープの草創期は苦難続きだった。2年目のシーズンを終えた年末から年始にかけては、チーム編成において絶体絶命の危機であった。エース長谷川良平を引き抜こうと、彼の故郷愛知県の名古屋軍があの手この手で策略
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二宮清純「プロ野球の時間」

第786回 「抑え転向」則本昂大と津田恒実

 プロ通算11年で114勝をあげている東北楽天の則本昂大が、今季からクローザーに転向する。長きに渡って、チームの抑えを任されてきた松井裕樹がパドレスに移籍したことでお鉢が回ってきた。<この原稿は202
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二宮清純「プロ野球の時間」

第785回 岡田阪神、連覇の先にあるもの

「今年は『アレ』を言わずに、連覇。連覇を第一目標に戦っていきたいと思います」<この原稿は2024年3月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> キャンプインするにあたり阪神・岡田彰布監督は、球団史上初
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【特別企画】日本人ヒーローを語ろう 二宮清純VS.金子達仁

「相撲と駅伝は日本のソフトパワー」<後編>

二宮清純: 前回は井上尚弥と大谷翔平について語り合いました。金子達仁: パウンド・フォー・パウンド(PFP/全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号)とオール・タイム・ランキング(
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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第71回<カープ再び危機――長谷川引き抜き事件編その3/長谷川を狙う名古屋軍>

 カープは2年目のシーズンオフに、再び大きな問題を抱えることになる。名古屋軍による長谷川引き抜き事件である。2年連続で最下位と終わっていたが、戦力の整わない中、2シーズンを戦い抜いたことは及第点であっ
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二宮清純「唯我独論」

第1145回 新背番号「5」門脇 巨人「正遊撃手」表徴の道

 巨人のV9は1965年から73年にかけてだ。内野のレギュラーは一塁・王貞治、二塁・土井正三、三塁・長嶋茂雄、ショート黒江透修。背番号は順に「1」「6」「3」「5」。この中で、最も後発のレギュラーは黒
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