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二宮清純「スポーツのツボ」

第174回 苦渋の決断“その先”に……(大相撲・八角理事長)

 苦渋の決断だったに違いない。 日本相撲協会は令和2年3月場所を「無観客」で開催した。「2月26日の政府要請を踏まえ、また社会全体で新型コロナウイルス感染症の拡大を防いでいることを勘案し、このような判
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スポーツ全般/ノンジャンル

初の無観客開催で白鵬が44度目の優勝 ~大相撲~

 大相撲春場所千秋楽は22日、エディオンアリーナ大阪で行われ、横綱・白鵬(宮城野)が13勝2敗で44度目の優勝を果たした。白鵬は横綱・鶴竜(陸奥)との相星決戦を勝利し、賜杯を掲げた。
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この人と飲みたい

大至(大相撲・元幕内力士)<後編>「相撲甚句と父との酒」

二宮清純: 大至さんと言えば、角界きっての相撲甚句の名手です。七五調の囃歌で、私も大好きです。聴いていて飽きませんし、風景が思い浮かぶのがいいですね。大至: 相撲甚句の歴史を調べると、元々は芸者衆が歌
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二宮清純「唯我独論」

第905回 力士から実業家へ 大谷米太郎の華麗なる転身

 プロスポーツ選手のセカンドキャリア支援の重要性が叫ばれて久しい。 相撲界においても、昨年12月、元貴乃花親方が東大で「日本相撲界のイノベーション」と題した講義を行い、この問題を取り上げた。 元親方が
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この人と飲みたい

大至(大相撲・元幕内力士)<前編>「角界酒豪番付一位は?」

二宮清純: 今回のゲストは大相撲・元幕内力士の大至さんです。角界きっての相撲甚句の名手として知られ、現在はその美声を生かし、マルチな歌手活動をされています。雲海酒造の『木挽BLUE』のロックを飲みなが
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二宮清純「唯我独論」

第901回 升席ソファよりリングサイドで見てほしかった

 米国大統領として初めて大相撲を観戦し、黒いスリッパで土俵に上り優勝力士の朝乃山にトロフィーまで手渡したドナルド・トランプ氏。本紙(5月27日付け)1面の見出しは<トランプ場所>だった。 一方で批判も
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二宮清純「スポーツのツボ」

第152回 「角界の新人類」双羽黒、55歳で死去

 この2月、55歳の若さで死去した第60代横綱・双羽黒の北尾光司さんには、ヒールのイメージが付きまとう。 1987年の九州場所後、立浪親方と対立した挙句、部屋を飛び出し、廃業に追い込まれてしまったから
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二宮清純「スポーツのツボ」

第147回 稀勢の里、引退「綱の重み」とは

 1月場所中に引退した横綱・稀勢の里は「記録」にも「記憶」にも残る横綱だった。ただし、「記録」はどれもがワーストである(1958年の年6場所制以降)。 8場所連続休場。 出場最少66回。 皆勤2場所。
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二宮清純「唯我独論」

第885回 花田光司少年は山下泰裕の試合から学んだ

 平成も、残り3カ月を切った。30年余の名勝負を振り返る特集がスポーツメディアにおいては花盛りだ。相撲では2001年(平成13年)5月場所、千秋楽での一番をあげる者が少なくない。横綱貴乃花と同武蔵丸は
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