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金子達仁「春夏シュート」

日本とスペインの関係性が女子サッカー牽引

 なでしこが去った女子W杯で、スペインが決勝進出を決めた。正直なところ、めちゃくちゃ驚いている。 スペイン人の立場になって考えてみる。彼女たちは優勝候補の一角として大会に臨んでいた。手応えも、プライド
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金子達仁「春夏シュート」

明らかに変化したなでしこへの期待値

明らかに変化したなでしこへの期待値 記憶を引っ張り出してみる。12年前、自分の中ではどの段階でなでしこに対する熱に火がついたのか。 大会前は、さっぱりだった。女子W杯という大会自体への関心が高くなかっ
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金子達仁「春夏シュート」

どんな試合でも望む“なでしこ”らしい戦い

 2-0というスコアがどれほど危うげで頼りないものか、W杯ロシア大会を見た日本人ならば誰でも知っている。まして、勝てば決勝トーナメント進出がほぼ確実となる状況。安全運転にシフトし、失点のリスクを抑えよ
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金子達仁「春夏シュート」

ゼロを1にする天皇杯の番狂わせ

 ゼロを1にする。1を2倍にする。どちらも簡単なことではないが、個人的には、前者のほうがより困難かな、と考えている。 火曜日の山梨県山中湖村。避暑地とはいえ、冷房のない蒸し風呂のような体育館で、一人の
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金子達仁「春夏シュート」

地上波放送なくとも 勝てば何かが変わる

 W杯アジア最終予選。アウェーゲームの地上波放送がなくなった。大変だと大騒ぎしたのはつい2年前の話である。わたし自身、これで新規のファンの獲得が難しくなる、日本サッカー界の将来が心配だ、と書いた記憶が
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金子達仁「春夏シュート」

「蹴球」から「足球」へ U―17日本代表に見た日本の進化

 子供に聞かれたとする。 「けまりってなに?」 わたしだったらこう答える。 「昔の偉い人たちが楽しんだ、毬(まり)を蹴りあげるお遊戯だよ」 じゃ、続けてこう聞かれたら? 「しゅうきゅうってなに?」 こ
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金子達仁「春夏シュート」

日本サッカ-界の成熟を見たU-17日本代表への熱量

 調べてみたら06年の9月3日から16日だったというから、もう17年も昔の話、ということになる。「見ました?」「見ました!」「凄くないですか?」「凄い。あれは本物でしょ」 現役、元選手、メディア関係者
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金子達仁「春夏シュート」

責任を問うのはあまりにも酷… 韓国・クリンスマン監督の苦悩

 メキシコで2月に就任したばかりのディエゴ・コカ監督が解任された。外電によると理由は成績不振とのことだが、彼が在任中に残した成績は3勝3分け1敗と、それほど悪いものではない。決定打となったのは、成績と
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金子達仁「春夏シュート」

意外だった堂安の背番号「10」に対する気概

 小学生だった頃、草野球における一番人気な“立ち位置”は「3番サード」だった。神戸でさえそうだったのだから、他の地域ではこの“立ち位置”を巡って、腕自慢の野球小僧がしのぎを削ったに違いない。ユニホーム
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金子達仁「春夏シュート」

選手発掘へ スポーツ界全体でも求む“現役ドラフト”

 かなり熱心なプロ野球ファンであっても、昨年のいまごろ、現役ドラフトなるものに強い関心を抱き、また、それが選手と球団の命運を大きく変えるものになる、などと読んでいた方はほとんどいなかったに違いない。 
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