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二宮清純「唯我独論」

第1138回 J秋春制移行は「日本を洗濯する」第一歩

 改革に副作用は付き物である。それを最小限にとどめるための手立ては必要だが、副作用を恐れて前に踏み出さなければ、道行きには現状維持という名の停滞が待っているだけである。 Jリーグは2026~27シーズ
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

引退試合も「脇役」に回った橋本英郎の美学

 主役なのに、いつの間にか脇役に回っていた。 昨シーズン限りで引退した元日本代表・橋本英郎の引退試合が12月16日、パナソニックスタジアム吹田にて開催された。2005年にガンバ大阪がJ1初優勝を果たし
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

10年前の雪辱を果たせなかった喜田拓也の無念

 日産スタジアムの記者席に腰を下ろすと、10年前にタイプスリップするような感覚に陥った。 2023年11月24日、J1第33節。首位ヴィッセル神戸を勝ち点2差で追う横浜F・マリノスはアルビレックス新潟
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第316回 「銀皿」 ~J3優勝とJ2復帰~

 2023年11月11日(土)のニンジニアスタジアム(松山市上野町)。緑の芝生が照明灯の明かりで美しく浮かび上がる中、時刻は午後8時を迎えようとしている。1万1128人という大観衆が見守る中、ピッチ上
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大野俊三「ZAGUEIROの眼」

第200回 祝J初制覇! 神戸のボール支配率がちょうどいい

 ヴィッセル神戸のファン・サポーター、選手、スタッフの皆さん、Jリーグ初制覇、おめでとうございます。最終節を残し、2位横浜F・マリノスに勝ち点4差をつけて優勝をきめました。年間を通じて大崩れせず、安定
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金子達仁「春夏シュート」

監督人事に独自色の町田、南葛……フロントに存在感

 各地で高校サッカーの予選が最終盤を迎えている。試合のハイライトを動画で眺めながら、改めて感心させられるのはピッチの素晴らしさである。 わたしが専門誌で高校サッカーの担当をしていた頃、この時期に緑の芝
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サッカー

福岡、初タイトル! ~ルヴァンカップ~

 4日、JリーグYBCルヴァンカップ決勝が東京・国立競技場で行われ、アビスパ福岡が浦和レッズを2-1で破り、同カップ初制覇を果たした。前半5分、MF紺野和也のクロスをMF前寛之が押し込み先制。アディシ
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第315回 「中ノ川」 ~サポーターによるホームタウンクリーン活動~

 愛媛FCはホームゲームにおいて、マッチシティやマッチタウンなどが設定されており、毎試合、愛媛県内の各地域の方々には大変、御世話になっている。グループや組織の垣根を越え、愛媛FCサポーターたちが集う「
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金子達仁「春夏シュート」

町田・黒田監督が新たに開いた日本特有の道

 高校サッカーの世界で結果を残した指導者がJの世界に身を転じる。過去にもなかったわけではない。ただ、成功と呼べそうな事例はほぼなかった。 なぜか。立場の違いに適応しきれなかったからではないか、というの
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第314回 「トリコロール」 ~夏季限定ユニホームと大旗に込められた思い~

 愛媛FCトップチームは、8月13日に行われた「対 ガイナーレ鳥取戦(第22節)」、8月26日に行われた「対 カマタマーレ讃岐戦(第24節)」、9月9日に行われた「対 アスルクラロ沼津戦(第26節)」
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