4年前の前回は日本で開催されたバスケットボールの世界選手権が、今年はトルコを舞台に8月28日より開幕している。
今大会も注目はやはりNBA選手たちがロースターにずらりと揃ったアメリカ代表。2年前の北京五輪では見事に金メダルを勝ち取ったものの、この世界選手権に関しては、彼らはもう随分長く栄冠から見放されている。
バスケの本場・アメリカの代表が最後に優勝を飾ったのは、なんと16年前の1994年。この屈辱的な空白を打ち破るために、今大会にも必勝態勢で臨んでくると思われたのだが……。
(写真:レブロン、コービーらが不在の今大会、「アメリカの顔役」は21歳のケビン・デュラントだ)
オールスターゲーム当日の7月13日、ヤンキースの名物オーナーとして君臨してきたジョージ・スタインブレナー氏が亡くなった。
そのため球宴は「ザ・ボス」との別れを惜しむ舞台に変貌。デレック・ジーター、アレックス・ロドリゲスらヤンキースの選手たちまでが、急きょスピーチの壇上に立つこととなった。
そしてその後、後半戦が始まっても、ニューヨークではさまざまな追悼イベントが続行。ヤンキースの選手たちは「GMS(ジョージ・M・スタインブレナー)」と書かれた喪章を胸に付け、残りシーズンの戦いに臨んでいる。
(写真:ヤンキースタジアムの右翼席にはスタインブレナー氏を追悼するバナーが掲げられている)
メジャーリーグのトレード期限にあたる7月下旬、松井秀喜がヤンキースに復帰する可能性が(ほんの一瞬だけ)話題となった。
元ネタはESPNラジオのコメンテーターが、「DHの補強策としてアダム・ダン(ナショナルズ)を狙うくらいなら松井の方が適切なチョイスなのでは」と述べたもの。その後、「スポーツ・イラストレイテッド」の記者もTwitter上に「まだヤンキースが松井との交渉に臨んだ形跡はない」と記すなど、噂は一時的に少なからず拡大の兆しをみせた。
ただ結局、ヤンキースはランス・バークマン、オースティン・カーンズをトレードで獲得。常勝軍団の補強策はあっさりと終焉し、一部の人が依然期待する松井の帰還劇はひとときの「真夏の世の夢」に終わった。
(写真:7月にニューヨークで行なわれたヤンキース戦シリーズでは2本塁打を放ち、その結果が復帰の噂に繋がった/KOTARO OHASHI)
全世界の注目を集めた「レブロンの夏」は、衝撃的なエンディングを迎えた。
7月8日、ESPNにて1時間枠で生中継された「The Decision(決断)」というショーの中で、レブロン・ジェームスはマイアミ・ヒートへの移籍を発表。
今オフにFAとなった「キング・ジェームス」の争奪戦は、誰も予想だにしなかった形でここに決着した。ドウェイン・ウェイド(ヒートに残留)、クリス・ボッシュ(ラプターズよりFA)と併せ、史上空前の「スリーキングス」がマイアミの地に降り立つことになったのである。
(写真:レブロンが選んだのなんとヒートだった)
もうアメリカを、「サッカー不毛の地」などと呼ぶべきではないのだろう。
今回の南アフリカW杯に際し、アメリカ国内の盛り上がりは実際にかなり凄いものがあった。特にアメリカ代表のゲーム中は、ニューヨーク市内の多くのスポーツバーが超満員。MLBのヤンキースやメッツ戦の現場などでも、記者や選手が自身の仕事をそっちのけ(?)でサッカーの結果ばかりを気にしていたほど。
(写真:「スポーツ・イラストレイテッド」誌も今年はサッカーを特集する機会が多かった)






