関西独立リーグは6日、リーグチャンピオンシップの第3戦が大阪・花園セントラル球場で行われ、年間勝率2位の06ブルズが前後期制覇の兵庫ブルーサンダーズを下し、3連勝で初の年間王者に輝いた。初回に1点ずつをとりあった試合は2回、06が石田善紀のタイムリーで1点を勝ち越し。この最少リードを先発の大瀬亮が初回の1失点のみで守り切り、最後はクローザーの遠上賢一が締めて接戦をモノにした。06は初年度にリーグ制覇した大阪ゴールドビリケーンズ(09年に脱退し、翌年解散)を率いた村上隆行監督の下、今季よりリーグ戦に参戦。前後期とも兵庫に及ばず2位だったが、短期決戦では1勝分の不利をはねのけ、1年目で頂点に立った。
◇第3戦
 第1戦に続いて登板の洪がMVP(063勝1敗、花園セントラル球場、130人)
兵庫ブルーサンダーズ  1 = 100000000
06ブルズ          2 = 11000000×
勝利投手 大瀬(1勝0敗)
敗戦投手 西川(0勝2敗)
セーブ  遠上(2S)
※兵庫は前後期制覇のアドバンテージ1勝含む。