日常の食事・メンタル面を含めたスポーツ・ニュートリションの実践、勝てる選手・勝てるチームをサポートするきめ細やかな栄養指導など、多くのアスリートやスポーツに関わる人々を栄養の面からサポートし、大きな成果へとつなげている『ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ』。その活動を二宮清純が定期的に取材し、レポートをSAVASサイト内で掲載しています。
 今回は秋のラグビーW杯で決勝トーナメント進出を狙うエディー・ジャパンでバイスキャプテンの五郎丸歩選手(ヤマハ発動機)にインタビュー。ザバスと連携したカラダづくりやコンディショニングの取り組み、大舞台への意気込みをたっぷり語ってもらいました。

(写真:2年前からサポートする管理栄養士の柴田さんと)
 当サイトでは記事の一部を特別にご紹介します。
 
<たんぱく質は体重1キロに2グラム必要>

二宮: 五郎丸さんがザバスのサポートを受け始めたのは2年前からですね。栄養に関する意識は変わりましたか。

五郎丸: そうですね。これまでも栄養に対する関心はありましたが、食事とサプリメントに対する知識がとても増えました。これまでよりも疲労回復が早くなってケガ予防にもなっているのではないかと感じます。

柴田: もともとプロテインなどは摂っていたので、それらをどのタイミングで、どう活用すれば効果的なのかを説明しました。でも、五郎丸選手はうまく使いこなせていましたから、ほとんど確認みたいな感じでしたね。

二宮: 食生活でのアドバイスは?

柴田: サポートするにあたって、どのような食生活をしているのか見せてもらったのですが、非常に意識が高く、内容も充実していました。基本的にはこのスタイルを続けていけば大丈夫だと思いましたね。気をつけるとすれば、たんぱく質が不足しないように心がけること。カラダづくりの上でも体重1キロにつき、1日2グラムを目安に摂るよう話をしました。

二宮: 五郎丸選手は体重98キロとのことですから、必要な量は約200グラム。これを食事で摂るには、具体的に何をどのくらい食べればよいのでしょう。

柴田: 卵だと1個約6グラムなので、それだけだと30個以上は食べなくてはいけません。お肉だと豚のしょうが焼き1人前で約20グラムです。

二宮: となると結構、意識して食べないと必要量に届かないのでは?

五郎丸: 僕らはクラブでも栄養士さんの管理の下、寮で食事が出るので、たんぱく質を十分に摂れるように工夫されています。ただ、食事だけで200グラムはなかなか難しい。そういった時はプロテインをうまく活用していますね。

二宮: ヤマハ発動機は寮の食事も充実しているとか。

五郎丸: 以前は結婚して寮を出ると、夕食は自宅で食べていたのですが、4年前に清宮克幸監督が就任してから、朝も夜も寮で食事が摂れるようになりました。

※インタビュー全文は、SAVASサイトへ。


 SAVASサイトでは「二宮清純のザバス取材記」のバックナンバーも充実しています。井上尚弥選手、上原浩治選手、酒井宏樹選手らザバスがサポートする多くのアスリートやトレーナーへのインタビュー、東北楽天日本一への道のり、巨人の新人選手への栄養セミナー、7人制ラグビー女子の強化プロジェクト、協賛する「神戸マラソン」や「ザバス杯全日本リトルリーグ野球選手権大会」の取材記事、プロテイン工場への潜入レポートなど、読み応えたっぷりです。ぜひ改めてアクセスしてみてください。