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国内組に広がる代表意識は大きな進歩

 W杯開幕まであと1カ月あまりとなった。来週の頭には、ブラジルへ行く日本代表のメンバーが決まる。いよいよ、W杯モード突入である。 それにしても、4年前を思うと隔世の感がある。あの時、Jリーグ関係者は本
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スペインの変化を痛感させられた黙祷

 最初、わたしには意味がわからなかった。なぜ2人の若者が親しげに笑っているだけの写真が、スポーツ新聞の1面トップに来るのか。たとえその2人が、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったラウルとデラペーニャであっても
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黙祷か黙殺か……願うJの世界への意識

 え、また黙祷? 欧州サッカーの中継に携わるようになった初期のころ、驚かされたことの一つに黙祷の多さ、があった。 たとえばバルセロナの場合、クラブのOBに不幸があった場合はもちろん、チームスタッフに何
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“国内組枠争い”激化に漂うW杯躍進気配

 98年、カズと北沢が外れた時は、大げさではなく、日本中が騒然となったものだった。02年、中村俊輔が落選した時も、結構な騒ぎになった。W杯本大会に出場するメンバーの発表は、もはやそれ自体が一大行事であ
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サッカー界の常識覆すバイエルンの変貌

 香川真司にとって、ドルトムント最後の試合となったのが、2年前の5月12日に行われたバイエルンとのドイツ杯決勝だった。 あの時、バイエルンは特別なチームではなかった。素晴らしい選手は揃(そろ)っていた
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取材への謝礼要求はJの“悪しき慣習”

『be IN スポーツ』というテレビ局の取材を受けた。カタールに本拠を構える、最近まで『アルジャジーラ・スポーツ』と呼ばれていたスポーツ専門チャンネルである。 取材の趣旨は、W杯へ向けた日本の現状と課
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差別の罪深さ知らしめた村井チェアマン

 実を言えばここ数年、わたしの中でJリーグのチェアマンはプロ野球のコミッショナーとかぶり始めていた。つまりはお飾りにも近い名誉職。いなくとも日常は滞りなく進む――。 それがけしからん、というわけではな
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J3、練習気分のU−22選抜に大失望

 賛否両論はあったようだが、わたしは、JリーグU−22選抜のJ3参加に大賛成だった。前例がない? Jの理念に反する? まずはやってみればいい。しょせんは下部リーグ。挑戦して、失敗すれば考えればいい。そ
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