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「伝統」と「改革」は対立しない!<後編>

 ところが現在の日本相撲協会は、いくら客足が遠のいても何も打たず、ひたすら前例を踏襲するのが「伝統を守る」ことだと勘違いしている。そして、「これまで潰れなかったのだから今後も潰れない」と根拠のない信仰
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第504回 プロ目指すなら子供の頃から両打ちに

 東北楽天の松井稼頭央は、NPBにおいて唯一、本塁打を30本台に乗せたことのある(西武時代の02年=36本、03年=33本)日本人スイッチヒッターである。 その松井に過日、「なぜ日本には大物打ちのスイ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第458回 充電を経て「WBC代表監督」説も 北海道日本ハム・梨田昌孝監督

「キャッチャーは現場の指揮官」。ノムさんこと野村克也の口ぐせである。ノムさん流に言えば、キャッチャーは現役時代から監督の見習いをやっているようなものだ。 キャッチャーの仕事はピッチャーをリードするばか
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第503回 おかわり、“満腹知らず”のHR占有率

 低反発の統一球の導入により、今季のプロ野球はホームラン数が激減している。球界全体で前年比マイナス約40%。巨人に至っては前年比マイナス約53%だ。 バットの先っぽでもフェンスオーバーする昨季までの“
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二宮清純「プロ野球の時間」

第457回 “捕手は守備”といわれるが、ホームランバッター人気は“永遠の真理”

「キャッチャーは打てなくてもいい。守りさえしっかりできればいい」 プロ野球の世界では、しばしば、そんなセリフを耳にする。「それは間違っています」 はっきりとそう口にしたのが広島などで20年間に渡ってマ
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「伝統」と「改革」は対立しない!<前編>

 近年、大相撲の人気低迷が顕著だ。現在開催中の九月場所2日目に、1985年以降の東京場所としては過去ワーストとなる5682枚のチケットが売れ残った。会場の両国国技館の収容人数は約1万1000人。つまり
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第502回 スポーツに「永遠の法則」は存在しない

 PK戦になると、やにわに姿を消すサッカーの監督には驚いたが、自軍の試合を一切見ない野球のGMがいると知った時の衝撃はそれ以上だった。 その理由が振るっていた。「自軍のプレーを生で見てしまったら、つい
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二宮清純「プロ野球の時間」

第456回 来季ドラフトまでどれだけデカくなるか 亜細亜大・東浜巨投手

 まだ3年生ながら、松沼雅之(東洋大−西武)が保持していた通算15完封の東都大学野球リーグ記録に並んだ。来シーズンオフのプロ野球ドラフト会議の超目玉だろう。 亜大の東浜巨は9月4日、日大相手に7安打シ
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