第439回 「動けないデブ」返上で大器晩成の予感 東京ヤクルト・畠山和洋内野手 二宮清純 2011年5月17日 第439回 「動けないデブ」返上で大器晩成の予感 東京ヤクルト・畠山和洋内野手2015-09-13T00:46:59+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「デブでも“動けるデブ”と“動けないデブ”がいるんです」 おもしろいことを言う人だなぁ、と思った。 言葉の主は東京ヤクルト監督の小川淳司だ。 失礼ながら“動けないデブ”と酷評されたのは現在、4番を打つ 続きを読む
スモウの知られざる必殺技大研究<前編> 二宮清純 2011年5月15日 スモウの知られざる必殺技大研究<前編>2015-09-13T01:00:41+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 大相撲の決まり手の数は、現在87手ある。その中には、一度も使われていない決まり手も存在する。かつて相撲界には、栃錦や栃赤城など多彩な決まり手で勝ち名乗りを受けた力士がいた。近年では“技のデパート”と 続きを読む
第484回 “転職の花形”捕手出身者の強靭な肉体 二宮清純 2011年5月11日 第484回 “転職の花形”捕手出身者の強靭な肉体2015-09-13T00:59:00+00:00 二宮清純「唯我独論」 「捕手は鍛え方が違う。だから、どのポジションにコンバートされても成功する確率が高いんですよ」。いつだったか千葉ロッテの打撃コーチ金森栄治が、ポロリとこう漏らしたことがある。 当の金森自身が捕手出身であ 続きを読む
第438回 「魔球」操る男 北海道日本ハム・武田勝投手 二宮清純 2011年5月10日 第438回 「魔球」操る男 北海道日本ハム・武田勝投手2015-09-13T00:46:59+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「一度ヒューンと外に飛んでいって途中でガンと内側に食い込んでくるんです」 北海道日本ハムファイターズのサウスポー武田勝のスライダーを評して、目を丸くしながらそう語ったのは、巨人の坂本勇人である。今から 続きを読む
第483回 納得いかないセ優勝=最優秀監督賞 二宮清純 2011年5月4日 第483回 納得いかないセ優勝=最優秀監督賞2015-09-13T00:59:00+00:00 二宮清純「唯我独論」 昔、ワイドショーに「なっとくいかないコーナー」という名物コーナーがあった。もし、平成の世にもこのコーナーが続いていたら、おそらくスワローズファンの誰かが投書していたはずである。「この記述は納得いかな 続きを読む
第437回 西岡骨折、なぜ日本人野手は狙われる? 二宮清純 2011年5月3日 第437回 西岡骨折、なぜ日本人野手は狙われる?2015-09-13T00:46:59+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 恐れていたことが現実になった。ツインズの西岡剛が4月7日(日本時間8日)のヤンキース戦でニック・スウィッシャーのスライディングを受け、左すねの腓骨(ひこつ)を骨折した。 場面はヤンキース1点リードの 続きを読む
Jに嵐を呼ぶ男 高木琢也 二宮清純 2011年5月1日 Jに嵐を呼ぶ男 高木琢也2015-09-13T01:00:41+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 高木琢也といえば、現役時代 “アジアの大砲”と呼ばれた日本を代表する大型FWだった。しかし、指導者になってからは一変し、守備的なスタイルを掲げている。2006年の開幕直後、J2の横浜FCの監督に就任 続きを読む
第482回 「神様に教わった」成田のスライダー 二宮清純 2011年4月27日 第482回 「神様に教わった」成田のスライダー2015-09-13T00:59:00+00:00 二宮清純「唯我独論」 「あれは野球の神様が教えてくれたボールなんです」。最初に取材で会った時、なんてロマンチックなことを言う人だろうと思った。言葉の主は、去る21日に他界した元ロッテのエース成田文男である。 成田と言えばス 続きを読む
第436回 「持っているユウちゃん」は一人じゃない 広島・福井優也投手 二宮清純 2011年4月26日 第436回 「持っているユウちゃん」は一人じゃない 広島・福井優也投手2015-09-13T00:47:00+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 デビュー戦の内容は早大の同級生・斎藤佑樹(北海道日本ハム)を上回っていた。 去る4月17日、地元での巨人戦で広島のドラフト1位ルーキー福井優也がプロ初登板を初勝利で飾った。同じ日、斎藤もプロ初勝利を 続きを読む
第481回 中村よ好機で敬遠される“恐打者”となれ 二宮清純 2011年4月20日 第481回 中村よ好機で敬遠される“恐打者”となれ2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 「日本で一番高い山は富士山。では2番目に高い山は?」。この春、ある企業の社員研修に講師として呼ばれた。冒頭、営業部長が若い社員に問いかけた。答えが返ってこない。頃合いを見計らって部長は語気を強めた。「 続きを読む