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オールスターが松山にやって来た!<後編>

 今やかの 三つのベースに人満ちて そゞろに胸のうちさわぐかな 四国で初めてのオールスターゲーム。 四国霊場八十八カ所の五十一番札所・石手寺周辺を潤す石手川にかかる橋を渡ったあたりから、球場に向かう人
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第445回 “秋春論争”小倉新会長の描く道筋は

 安倍晋三氏以降、ほぼ1年に1度の割合でコロコロ入れ替わる総理大臣に比べればまだマシだが、1期2年での交代はあまりにも短い。サッカーの試合にたとえれば、まだ前半が終了したところだ。本人も不完全燃焼の思
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二宮清純「プロ野球の時間」

第397回 落合博満監督の“シンプル・イズ・ベスト”指導法

 中日の2人の主力選手が打ちまくっている。 前半戦終了時点で、セ・リーグの打撃部門2位は和田一浩、6位は森野将彦だ。森野31歳、和田38歳。齢を重ねるに従って打撃技術を向上させている秘密はどこにあるの
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第444回 相撲改革の第一歩は裏方の待遇

 浜崎真二といえば日本プロ野球史上最年長勝利投手として知られている。歯に衣着せぬ言説から「球界彦左」の異名をとった。満州から引き揚げてきて阪急の選手兼総監督となったのが戦後間もない1947年。その3年
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二宮清純「プロ野球の時間」

第396回 常に変わらぬ「ボール」と「生活」への視線 東北楽天・鉄平外野手

 今になって中日は「もったいないことをした」と後悔しているのではないか。 金銭トレードとはいっても、実質的には「無償トレードに毛の生えたような金額」(球団関係者)だったという。それが今ではパ・リーグを
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オールスターが松山にやって来た!<前編>

 久方の アメリカ人のはじめにし ベースボールは 見れど飽かぬかも こんな摩訶不思議なアトラクション、ワシは生まれて初めてみたぞな、もし。 市長の中村時広ハンがマウンドに上がったのはええけど、いったい
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第443回 サッカーG8に追いつくには「興亜対欧」

 G7からG8へ――。主要国首脳の国際会議のことではない。サッカー南アW杯でスペインが初優勝し、W杯優勝国・地域は8つになった。 優勝回数の多い順に紹介するとブラジル5回、イタリア4回、ドイツ3回、ウ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第395回 “叩き上げの男たち”によるチーム再建

 千葉ロッテの勢いが止まらない。2年連続Bクラスに沈んでいたチームが夏場に入っても首位争いを演じている。 データをみれば、昨季からの違いは一目瞭然だ。チーム打率は2割5分6厘(リーグ最下位)から2割8
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第442回 日本はサッカー中堅国に仲間入りできたのでは

 FIFAが公表しているデータによれば、今大会における日本のパス成功率は60%で出場32カ国・地域の中で最低だった。つまり10本のうち6本しか通らなかったのだ。ちなみにトップはスペインの80%。翻って
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二宮清純「プロ野球の時間」

第394回 「ケガの功名」で花開いた「天性の打撃」 中日・和田一浩外野手

 小刻みに纏を上げ下げするような独特のフォームながら、バットコントロールの巧みさは折り紙つきだ。 ベンちゃんこと和田一浩(中日)が5番から4番に昇格して、約1カ月がたつ。 7月1日現在、打率3割4分7
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