第387回 原辰徳の師匠 二宮清純 2010年5月18日 第387回 原辰徳の師匠2015-09-13T00:47:05+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 昨年春、日本代表監督として国・地域別対抗戦WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝、秋には巨人軍監督としてV3を達成した。それらが評価され、昨年12月にはIBAF(国際野球連盟)が制定する 続きを読む
第434回 荻野貴を本物のプロにした金森流打撃論 二宮清純 2010年5月12日 第434回 荻野貴を本物のプロにした金森流打撃論2015-09-13T00:59:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 「キャンプの時と比べると随分、プロの打球になってきましたね」。そう問うと千葉ロッテの金森栄治1軍打撃兼野手チーフコーチは「わかりますか。そう言ってもらえるとうれしいなぁ」と返し、はにかんだ。 視線の先 続きを読む
第386回 「失敗」を糧にしてただ今再び「進化」中 福岡ソフトバンク・川宗則選手 二宮清純 2010年5月11日 第386回 「失敗」を糧にしてただ今再び「進化」中 福岡ソフトバンク・川宗則選手2015-09-13T00:47:05+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 06年、3割1分2厘(6位)。07年、3割2分9厘(規定打席未満)。08年、3割2分1厘(3位)。 福岡ソフトバンクのムネリンこと川宗則が首位打者を獲るのは時間の問題だと思っていた。 しかし、昨季 続きを読む
第433回 “将を射る”理詰めのボディブロー 二宮清純 2010年5月5日 第433回 “将を射る”理詰めのボディブロー2015-09-13T00:59:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 将を射んと欲すれば、まず馬を射よ――。WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志にとって、その格言を具現化する武器は理詰めのボディブローだ。 通常、右構えのボクサーファイターは左のボディブローを相手 続きを読む
第385回 アニキ・金本の価値ある決断 二宮清純 2010年5月4日 第385回 アニキ・金本の価値ある決断2015-09-13T00:47:05+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「チームが勝つためならば自分の記録は途切れても構いません。勝つための手段として、僕は(スタメンから)はずれます」 4月18日の横浜との試合前、阪神の金本知憲は真弓明信監督に自らそう切り出した。決然とし 続きを読む
スター誕生の瞬間 坂本勇人 二宮清純 2010年5月2日 スター誕生の瞬間 坂本勇人2015-09-13T01:00:42+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 「スター誕生!」 そう口にしたくなるような一発は4月6日、東京ドームの阪神戦で飛び出した。 5回表、巨人は4対0とリードを広げ、なおも無死満塁。 打席には19歳の坂本勇人。高卒2年目のショートストップ 続きを読む
第432回 自分に勝ち具志堅超え狙う長谷川 二宮清純 2010年4月28日 第432回 自分に勝ち具志堅超え狙う長谷川2015-09-13T00:59:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 朝起きて歯を磨き、口をゆすぐ。「このままゴックンと飲んでしまったら、どれだけ楽だろう」。WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積はいつも考える。 街を歩いていると無意識のうちにジュースの自動販売機に目が 続きを読む
第384回 新説「江夏の21球」 二宮清純 2010年4月27日 第384回 新説「江夏の21球」2015-09-13T00:47:05+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「江夏の21球」については、作家の山際淳司さん(故人)をはじめ、いろいろな書き手があらゆる角度から検証を試みている。 1979年の日本シリーズ第7戦。9回裏、4対3と広島、1点リード。 しかし近鉄も反 続きを読む
第431回 勝負どころで牙をむく前田智の代打屋ぶり 二宮清純 2010年4月21日 第431回 勝負どころで牙をむく前田智の代打屋ぶり2015-09-13T00:59:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 手負いの狼ほど恐ろしいものはない。自ら獲物を襲うことはないが、自らのテリトリーを脅かされると牙をむいて猛然と逆襲に転じる。カープの前田智徳を見ていると、そんな印象を抱いてしまう。 度重なるケガが原因 続きを読む
第383回 投手にスイッチを入れる職人業の「眼力」 千葉ロッテ・西本聖コーチ 二宮清純 2010年4月20日 第383回 投手にスイッチを入れる職人業の「眼力」 千葉ロッテ・西本聖コーチ2015-09-13T00:47:05+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 昨季、62勝77敗5分と借金を15もつくって5位に終わった千葉ロッテが開幕ダッシュに成功した。 4月15日現在、15勝5敗1分。2位の埼玉西武に3ゲーム差をつけて首位を走っている。 昨季と比較して、 続きを読む