第377回 二度あることは……首脳陣絶賛の「育成の星」 巨人・星野真澄投手 二宮清純 2010年3月9日 第377回 二度あることは……首脳陣絶賛の「育成の星」 巨人・星野真澄投手2015-09-13T00:47:06+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 巨人にまたもや“育成の星”が誕生しようとしている。 今季、育成ドラフト1位で入団した星野真澄(BCリーグ・信濃)が宮崎キャンプで好評価を得た。 左のスリークォーターからストレートにカーブ、スライダー 続きを読む
貴花田研究序説<後編> 二宮清純 2010年3月7日 貴花田研究序説<後編>2015-09-13T01:00:42+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 念願の大関獲りは初場所に持ち越しになったとはいえ、貴花田が大鵬、北の湖級の逸材であることに異を唱える者はいまい。足腰が強い上に、まわしを切るのが途轍もなくうまく、先述した立ち合いの際の親指の向き以外 続きを読む
第424回 フィギュアはスポーツか芸術か 二宮清純 2010年3月3日 第424回 フィギュアはスポーツか芸術か2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 ショート、フリー合わせて3度もトリプルアクセルを決めながら浅田真央は金メダルに届かなかった。 野球のピッチャーにたとえればトリプルアクセルという名の剛速球一本槍。それはそれは150キロを超える素晴ら 続きを読む
第376回 一流に共通する用具へのこだわり 二宮清純 2010年3月2日 第376回 一流に共通する用具へのこだわり2015-09-13T00:47:06+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 プロ野球選手として大成する条件は何か。 ピッチャーならボールが遅いよりは速い方がいいだろう。コントロールが悪いよりは良い方がいいだろう。 バッターなら飛距離がないよりはあった方がいい。足が遅いよりは 続きを読む
第423回 “ウッズ叩き”の背景にあるもの 二宮清純 2010年2月24日 第423回 “ウッズ叩き”の背景にあるもの2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 キューバ危機を題材にしてつくられた映画『13デイズ』(原題は「Thirteen Days」)の冒頭で印象に残っているシーンがある。 J・F・ケネディ大統領の特別補佐官ケネス・オドネル(ケビン・コスナ 続きを読む
第375回 ボヤキという苦い薬が磨いたエースの器 東北楽天・岩隈久志投手 二宮清純 2010年2月23日 第375回 ボヤキという苦い薬が磨いたエースの器 東北楽天・岩隈久志投手2015-09-13T00:47:06+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「球数制限のエース」「岩隈の頭は何とかならんのか」「投手陣に“岩隈病”が蔓延している」 これだけこき下ろされれば、言った側に悪意はなくても、言われた当人はグサッとくるものだ。 4年間、楽天のエース岩隈 続きを読む
貴花田研究序説<中編> 二宮清純 2010年2月21日 貴花田研究序説<中編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 ビデオテープを何度も見ると気づくのだが、仕切り線よりも後方から仕切ることによって確かに出足が鋭くなった反面、バタバタといささか慌ただしい。土俵の上を走っているような印象は、大関、さらには横綱を目指す 続きを読む
第422回 国母「弱い悪童」ではダサ過ぎるぞ 二宮清純 2010年2月17日 第422回 国母「弱い悪童」ではダサ過ぎるぞ2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 なぜ、わざわざ表彰台にまで上がって黒手袋の拳を突き上げなければならないのか。当時、8歳の私にはその理由がさっぱりわからなかった。 黒手袋の主は陸上男子200メートルで金メダルを獲得したトミー・スミス 続きを読む
第374回 名投手を輩出した鳥取県の低迷 二宮清純 2010年2月16日 第374回 名投手を輩出した鳥取県の低迷2015-09-13T00:47:06+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 巨人、阪神などで活躍した小林繁氏が去る1月17日、心筋梗塞による心不全のため急死した。まだ57歳だった。 小林氏といえば、いわゆる“江川事件”のもうひとりの当事者でもあるが、ここでは詳しくは触れない 続きを読む
第421回 大家は“保険”からはい上がる 二宮清純 2010年2月10日 第421回 大家は“保険”からはい上がる2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 前インディアンスの大家友和はMLBでは日本人投手として野茂英雄の123勝に次ぐ51の勝ち星を挙げながら、それに見合う評価を日本では得ていないような気がする。それは日本での印象が薄かったせいだろう。9 続きを読む