イチローの「心眼」。<中編> 二宮清純 2009年9月20日 イチローの「心眼」。<中編>2019-04-18T18:48:22+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 1994年のシーズン後、オリックス球団は吹田市にある「田村スポーツビジョン研究所」(田村知則所長)に視覚機能の測定を依頼した。イチローにいくつかの検査を試みたところ、際立って高い数値を示す項目が浮上 続きを読む
第400回 神の眼に神の手を加えたイチロー 二宮清純 2009年9月16日 第400回 神の眼に神の手を加えたイチロー2015-09-13T00:59:05+00:00 二宮清純「唯我独論」 イチローの驚異的ともいえる動体視力について言及する研究者が増えているが、その内実についてはあまり知られていない。実は動体視力の中でも、彼がもっとも優れているのは瞬間視能力である。 これはコンピュータ 続きを読む
第352回 「動く野球の教科書」もそろそろ見納め…… 中日・立浪和義内野手 二宮清純 2009年9月15日 第352回 「動く野球の教科書」もそろそろ見納め…… 中日・立浪和義内野手2015-09-13T00:47:09+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 ナゴヤドームでこのベテランが打席に向かうと、もう、それだけで、割れんばかりの拍手が起こる。 今季限りで引退することをファンが知っているからだが、もちろんそれだけではない。 立浪和義ならなんとかしてく 続きを読む
第399回 W杯4強へ「フィニッシュの見取り図」示せ 二宮清純 2009年9月9日 第399回 W杯4強へ「フィニッシュの見取り図」示せ2015-09-13T00:59:05+00:00 二宮清純「唯我独論」 「日本はゴール前20メートルまではいい攻撃をするが、そこから怖さがない。全く失点する気がしなかった」。オランダのDFヨリス・マタイセンの試合後のコメントだ。オランダ人の率直な指摘どおり、日本代表の詰め 続きを読む
第351回 夜空と天然芝を取り戻せ! 二宮清純 2009年9月8日 第351回 夜空と天然芝を取り戻せ!2015-09-13T00:47:09+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 巨人の高橋由伸といえばゴールデングラブ賞7度受賞の名外野手だが、1塁へのコンバートプランが持ち上がっている。「今のジャイアンツは1塁で大いに苦労している。チーム状況と腰への負担を考えて、1塁をやって 続きを読む
イチローの「心眼」。<前編> 二宮清純 2009年9月6日 イチローの「心眼」。<前編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 「他の選手が“速いな!”と驚いている時でも、僕の目には遅く見えることがある」 サラリとイチローは言った。 その口ぶりには気負いも、執着もない。 目深にかぶった帽子のひさしから時折のぞく目はギリッとして 続きを読む
第398回 自民の牙城はクローザーの名産地 二宮清純 2009年9月2日 第398回 自民の牙城はクローザーの名産地2015-09-13T00:59:05+00:00 二宮清純「唯我独論」 「明治以来の官僚主導の政治を政治主導に変えないといけない。そのために国民が自ら選択する勇気をお示しいただいた。強く感謝している」。308議席を獲得し、圧勝した衆院選後の記者会見で、民主党の鳩山由紀夫代 続きを読む
第350回 安定感を備えた「巨人」がオフの目玉に? 広島東洋 マイク・シュルツ投手 二宮清純 2009年9月1日 第350回 安定感を備えた「巨人」がオフの目玉に? 広島東洋 マイク・シュルツ投手2015-09-13T00:47:09+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 上背のあるピッチャーが投じるボールを「2階からくる」と表現することがある。 まさに、そんなボールを投げているのがカープのセットアッパー、マイク・シュルツだ。 身長201センチ、体重100キロ。現在、 続きを読む
第397回 自と民のスポーツ政策比較は? 二宮清純 2009年8月26日 第397回 自と民のスポーツ政策比較は?2015-09-13T00:59:05+00:00 二宮清純「唯我独論」 衆院選の投票日まで、あと4日。多くのメディアが世論調査の結果を踏まえ、民主党の「圧勝」と報じている。郵政選挙の反動などという生易しいものではない。まるでオセロゲームである。そこで今日はスポーツ政策に 続きを読む
第349回 若き野村克也の理想像 二宮清純 2009年8月26日 第349回 若き野村克也の理想像2015-09-13T00:47:09+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 今年、巨人は球団創設75周年を迎えた。32回のリーグ優勝、20回の日本一(2リーグ制以降)は、いずれも球界最多だ。 とりわけ1965年から73年にかけてのV9は“不滅の金字塔”としての輝きを、今なお 続きを読む