第388回 社会人野球から第二の草野を探せ 二宮清純 2009年6月24日 第388回 社会人野球から第二の草野を探せ2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 貧打の東北楽天にあって、ひとり気を吐いているのが4番の草野大輔である。打率3割6分8厘で、目下、首位打者。柔らかいフォームで広角に打ち分ける熟達の技術は篠塚和典(現巨人打撃コーチ)張りだ。「似ている 続きを読む
第340回 「病は気から」そして夢をかなえるのも心 ニューヨーク・メッツ 高橋建投手 二宮清純 2009年6月23日 第340回 「病は気から」そして夢をかなえるのも心 ニューヨーク・メッツ 高橋建投手2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 40歳のオールドルーキー高橋建(メッツ)が元気だ。6月15日現在、貴重なサウスポーの中継ぎとして14試合に登板している。 14日のヤンキース戦では0−14と大量リードされた7回1死満塁から登板し、松 続きを読む
日本に「W杯出場」の資格はあるか<後編> 二宮清純 2009年6月21日 日本に「W杯出場」の資格はあるか<後編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 フットボールとは「球戯」である。「球」と「戯」れると書く。「球技」は誤りだと私は考える。蒸し返すようで恐縮だが、加茂前監督の最大の失敗――それは相手の長所を消すことに腐心するあまり、自らが楽しむこと 続きを読む
第387回 マット界は三沢さんの「戦死」無駄にするな 二宮清純 2009年6月17日 第387回 マット界は三沢さんの「戦死」無駄にするな2015-09-30T11:34:23+00:00 二宮清純「唯我独論」 元プロレスラーで全日本プロレスでも活躍した垣原賢人さんが、13日に急逝した三沢光晴さんに全日本入団の挨拶を行なったのは1998年2月のことだ。握手をかわそうとした瞬間、垣原さんは三沢さんの異変に気が付 続きを読む
第339回 松坂大輔はエースか? 二宮清純 2009年6月16日 第339回 松坂大輔はエースか?2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 野球は数字のスポーツだ。試合を観なくても、いくつかの数字を提示してもらえれば、その選手がどういうタイプか、おおよその見当はつく。 近年、米メジャーリーグにおいて「クオリティ・スタート」(QS)という 続きを読む
第386回 美しくないサッカー審判5人制 二宮清純 2009年6月10日 第386回 美しくないサッカー審判5人制2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 審判5人制はサッカーにとって喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか……。 FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長は先頃、審判を3人から5人に増員し、来季からスタートする欧州リーグで試 続きを読む
第338回 足を生かして新しい「3番打者」像確立へ 広島東洋・赤松真人外野手 二宮清純 2009年6月9日 第338回 足を生かして新しい「3番打者」像確立へ 広島東洋・赤松真人外野手2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 2年前のオフ、FAで阪神に移籍した新井貴浩の人的補償として広島にやってきた時、まさか彼が3番を打つことになろうとは誰も予測しなかったに違いない。 5月24日の埼玉西武戦から、赤松真人が広島の3番に座 続きを読む
日本に「W杯出場」の資格はあるか<前編> 二宮清純 2009年6月7日 日本に「W杯出場」の資格はあるか<前編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 歓喜は唐突に訪れた。 延長後半13分、呂比須ワグナーの前線からのチェイスで奪ったボールを中田英寿が右サイドから強引にドリブルで割って入り、一瞬の躊躇もなく左足を振り抜いた。GKアベドザデーが弾く。そ 続きを読む
第385回 NBA復帰へ田臥「最後の挑戦」 二宮清純 2009年6月3日 第385回 NBA復帰へ田臥「最後の挑戦」2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 田臥勇太(リンク栃木ブレックス)に吉報が届いたのは5月28日の朝だった。エージェントのマーク・コンスタインからメールが届いていた。「なぜこの時期に…」。通常NBAで翌シーズンの契約に関する動きが本格 続きを読む
第337回 日本では珍しい「左利きの右打者」 二宮清純 2009年6月2日 第337回 日本では珍しい「左利きの右打者」2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 ここまで打ちまくれば、もはや「春の椿事」と一笑に付すことはできまい。 5月10日現在、115打数43安打、打率3割7分4厘。巨人の坂本勇人が当たるを幸いとばかりに打ちまくっている。 坂本といえば、昨 続きを読む