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打倒神戸製鋼 57点差の逆転劇 土田雅人<前編>

 エリート軍団といわれながら、ここぞという局面で勝負弱さがのぞき、神戸製鋼や三洋電機に、ことごとく煮え湯を飲まされてきたサントリーを初の日本一に導いたのが33歳の時。青年指導者としての鮮烈なデビューだ
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二宮清純「唯我独論」

第366回 相撲の底辺拡大につながる「武道必修」

 時ならぬ朝青龍人気に沸く大相撲初場所。ご同慶の至りと言いたいところだが、この人気、いつまで続くかわからない。むしろ相撲界にとっては、こちらのほうが朗報だろう。 周知のように来年度(今年4月)から中学
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二宮清純「プロ野球の時間」

第318回 日本のFA制度は格差是正を打ち出すべき

 去就が注目されていた横浜ベイスターズのエース三浦大輔の横浜残留が決定した。 三浦が奈良の出身ということもあって、地元の阪神タイガースが猛アタックをかけていたが、結局は元のサヤにおさまった。「高校時代
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二宮清純「唯我独論」

第365回 野球に通じる麻雀の“読み合い”

 第2回WBCの日本代表候補に選出されているマリナーズの城島健司といえば球界きっての“雀豪”として知られている。佐世保の実家もかつては雀荘だった。 その城島が「麻雀をすれば(投手の)性格がわかる」と語
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二宮清純「唯我独論」

第364回 スポーツも名所旧跡に劣らぬ文化財

 最初に断っておくが、名所旧跡はできるだけ大切に保護しなければならないと私は考えている。しかし、果たして土地は死者だけのものなのか。生者にモノを言う権利はないのか。敢えて挑発的な物言いをしたのは名所旧
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二宮清純「プロ野球の時間」

第316回 不出世のスラッガー・王貞治の極意を球界に有効活用せよ!

 NHKが先頃放送した「プロ魂〜王監督のメッセージ」という番組は、本人自らの言葉や関係者の証言を通して王貞治という人物の内面に迫る、見応えのある番組だった。 巨人V9時代の同僚で、王より6つ年上の国松
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二宮清純「唯我独論」

第363回 楽天・内村は“野村イズムの申し子”

「どんな人間にも、一生に一度、必ずチャンスが訪れる」。それが東北楽天・野村克也監督の口ぐせである。「問題はそれをモノにできるかどうか…」 これは自身の経験からくるものなのだろう。南海入団後2年間、野村
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アヤックスの機能美が破綻するとき。<後編>

 後半に入っても、ピッチの風景は変わらない。アヤックスが7割近くボールを支配し、グラウンダーで短いパスを素早くつないでグレミオDF陣をペナルティエリア内に封じ込める。時折、ハーフコートマッチの様相を呈
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