第306回 個人よりもチームの利益を優先した“無冠の帝王” 二宮清純 2008年10月21日 第306回 個人よりもチームの利益を優先した“無冠の帝王”2015-09-13T00:47:13+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 引退した清原和博(オリックス)は現役通算23年間で一度も打撃三部門(首位打者、ホームラン王、打点王)のタイトルを手にすることができなかった。「無冠の帝王」の呼称はそこに由来する。 ちなみに通算500 続きを読む
第352回 球界の命綱「時間短縮」もっとシビアに 二宮清純 2008年10月15日 第352回 球界の命綱「時間短縮」もっとシビアに2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 教師が答案用紙に採点結果を書いて生徒に返すだけでは教育とは呼べない。指導とも呼べない。なぜこの点数になったのか、冷徹な検証が必要である。 今季のプロ野球は「試合時間マイナス6%」を目標にスタートした 続きを読む
第305回 満を持して「日の丸」を背負う安打製造機 横浜・内川聖一内野手 二宮清純 2008年10月14日 第305回 満を持して「日の丸」を背負う安打製造機 横浜・内川聖一内野手2015-09-13T00:47:13+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 これまで、プロ野球における右打者の最高打率は1999年、横浜のロバート・ローズが記録した3割6分9厘。それを超えての首位打者獲得がほぼ確実になった。 横浜の内川聖一が打ちまくっている。10月8日現在 続きを読む
森・西武野球は何を残したか<前編> 二宮清純 2008年10月10日 森・西武野球は何を残したか<前編>2015-09-13T01:00:44+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 日本シリーズ20連勝という森監督の不敗神話にピリオドが打たれた。このシリーズ、ライオンズは先取点を奪った3試合を全てものにし、先取点を奪われた4試合を全て失った。結論をいえば、今年のライオンズには試 続きを読む
第351回 岩隈「キープダウン」で“神様”に近づいた 二宮清純 2008年10月8日 第351回 岩隈「キープダウン」で“神様”に近づいた2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 ホームラン王というタイトルが打撃部門にあるのだったら「最少被本塁打王」というタイトルが投手部門にあってもいいのではないか。規定投球回数に達した投手の中で、最もホームランを打たれなかった投手は誰か。こ 続きを読む
第304回 叩き上げ監督の手腕 二宮清純 2008年10月7日 第304回 叩き上げ監督の手腕2015-09-13T00:47:13+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 プロ野球ペナントレース開幕前、野球雑誌の老舗「週刊ベースボール」(08年3月24日号)が開幕展望スペシャルと題して恒例の評論家による順位予想を行っていた。 10人の中でパ・リーグの優勝を西武と予想し 続きを読む
第350回 “教えながら教わる”台湾で成長した渡辺監督 二宮清純 2008年10月1日 第350回 “教えながら教わる”台湾で成長した渡辺監督2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 「洋行帰り」に箔がつくのは何もビジネスの世界に限った話ではない。野球界でもコーチ留学、コーチ修行といえば、取りも直さずそれは渡米を指す。翻って韓国球界や台湾球界で禄を食んでいると聞くと、つい「都落ち」 続きを読む
第303回 CS進出の鍵握る伝統の「意外性」助っ人 広島東洋カープ・スコット・シーボル内野手 二宮清純 2008年9月30日 第303回 CS進出の鍵握る伝統の「意外性」助っ人 広島東洋カープ・スコット・シーボル内野手2015-09-13T00:47:13+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 頼りになるのか、ならないのか、さっぱりわからない。だがスタメンに名を連ねていないと、ちょっと寂しい気持ちになる。それが広島の外国人スコット・シーボルだ。 昨季はマーリンズ傘下の3Aアルバカーキでプレ 続きを読む
「魔術師の告白」。 星野伸之<後編> 二宮清純 2008年9月26日 「魔術師の告白」。 星野伸之<後編>2015-09-13T01:00:44+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 星野 何となくコツを覚えたきっかけは、フォアボールを避けようとしたことです。たとえばワンスリーやノーツーというカウントで、一番嫌うのは、バッターにボールを見送られることです。フォアボールになってしまい 続きを読む
第349回 球界は「人財」育てる環境を 二宮清純 2008年9月24日 第349回 球界は「人財」育てる環境を2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 「地位が人をつくる」とは、よく言ったものだ。クライマックスシリーズ出場を巡り、中日と熾烈な3位争いを演じる広島の4番・栗原健太の活躍を目にするたびに、つくづくそう思う。 開幕からここまで全試合に4番と 続きを読む