ページのトップへ

二宮清純「プロ野球の時間」

第302回 ペナントのカギ握る重量級打線

 セ・リーグもパ・リーグもペナントレースは風雲急を告げてきた。 セ・リーグの優勝は一時は「阪神で決まり」と思われていたが、巨人が猛追し、優勝の行方は混沌としてきた。 クライマックスシリーズの出場権がか
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第348回 武蔵川理事長の“速攻”改革に期待

 鋭い立ち合いから前みつをとり、速攻の寄り――。横綱・三重ノ海の相撲にはスピード感があった。磨きに磨きあげた技術が横綱としてはさして大きくない体を支えた。「私はねぇ、歯の浮くようなきれい事を並べ立てる
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第301回 「日米摩擦」まで引き起こすアマ最強右腕 新日本石油・田澤純一投手

「日米の国交は断絶だ。日本のメジャーリーガーは全員引き揚げさせる」 いやはや凄まじい怒りだ。 今秋のドラフトの超目玉で、アマチュア球界ナンバーワン右腕といわれる田澤純一(新日本石油ENEOS)がボスト
続きを読む

「魔術師の告白」。 星野伸之<前編>

 タテジマのユニフォームを着ると痩身がさらに際立って見える。この痩身のサウスポーが珍プレーの主役となったのは今から7年前のことである。 対ライオンズ戦。ブルーウェーブのスターターとしてマウンドに上がっ
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第347回 第2回WBCは「イチロージャパン」

 日本代表チームのことを「ジャパン」と呼んだのはラグビーが最初ではなかったか。とりわけラグビーファンのみならず多くの国民に親しまれたのが「宿沢ジャパン」だ。 代表監督に就任したばかりの宿沢広朗(故人)
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第346回 「分析されている」意識弱かった星野ジャパン

 日本のスコアラーの技術レベルは、ある意味、世界一かもしれない。先頃、NHKが「とどかなかったメダル 〜星野監督が語る北京での戦い〜」という番組を放送した。三宅博スコアラーを中心としたロジスティックス
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第299回 星野Jを封じ込めたメジャー狙える逸材 韓国代表・金広鉉投手

 北京五輪、金メダルが期待されながら日本代表はメダルなしに終わった。 準決勝で日本代表の前に立ちはだかったのが、これから紹介する韓国代表の若きサウスポー金広鉉(キム・グァンヒョン)だ。 緊張したのか3
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第298回 “一番”に天職を見出したイチローの祝「3000本安打」

「センター前ヒットなら、いつでも打つことができる」。日本でプレーしている頃、イチロー(マリナーズ)はそう語っていた。 それが証拠に日米で積み上げた3000本安打の内訳を見るとレフト方向に668本、セン
続きを読む