第289回 怪童の導きで開眼した屈強な新リーダー 東京ヤクルト・田中浩康内野手 二宮清純 2008年6月25日 第289回 怪童の導きで開眼した屈強な新リーダー 東京ヤクルト・田中浩康内野手2015-09-13T00:47:15+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 巨人相手に開幕3連勝を飾った時には「ひょっとすると、ひょっとするかも」と思わせたスワローズだが、ここにきて低空飛行を余儀なくされている。6月20日現在、28勝34敗と6つの借金。クライマックスシリー 続きを読む
第335回 名字で喜ばせる野球人であれ 二宮清純 2008年6月18日 第335回 名字で喜ばせる野球人であれ2015-09-13T00:59:09+00:00 二宮清純「唯我独論」 広島カープには、古くから「3文字の姓のピッチャーは大成する」との言い伝えがある。身長1メートル67の小柄ながら通算197勝をあげ「小さな大投手」と呼ばれた長谷川良平(故人)。2リーグ制以降、3度のノ 続きを読む
第288回 交流戦に見る「パ高セ低」の理由 二宮清純 2008年6月17日 第288回 交流戦に見る「パ高セ低」の理由2015-09-13T00:47:15+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 天気図風にいえば“パ高セ低”だな。 6月9日現在、交流戦は53勝43敗とパ・リーグがセ・リーグに10も勝ち越している。今季も最終的にパ・リーグが勝ち越せば、交流戦がスタートして以来、4年連続だ。 か 続きを読む
甦ったトス 〜竹下佳江〜<後編> 二宮清純 2008年6月13日 甦ったトス 〜竹下佳江〜<後編>2015-09-13T01:00:45+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 一柳はJTを率いて6年目のシーズンを迎えようとしていた。自らもセッター出身ということもあり、早くから竹下の能力に目をつけていた。 また当時のJTにはセッターが西堀育実だけしかおらず、Vリーグに昇格す 続きを読む
第334回 もう「フンドシ」の時代には戻れない 二宮清純 2008年6月11日 第334回 もう「フンドシ」の時代には戻れない2015-09-13T00:59:09+00:00 二宮清純「唯我独論」 米国においてモータリゼーションが始まったのは20世紀初頭である。これにより市民生活の向上や産業振興がはかられたが、当初から将来の環境汚染や広域犯罪の発生、事故の多発を懸念する声が相次いでいた。実際、 続きを読む
第287回 片鱗は見えるが……制球力を磨き「大器」へ 東北楽天・片山博視 二宮清純 2008年6月10日 第287回 片鱗は見えるが……制球力を磨き「大器」へ 東北楽天・片山博視2015-09-13T00:47:15+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 どんなピッチャーなのか気になっていた。甲子園で投げていた姿はかすかに覚えている。キャンプでのピッチングもチラリと見た。 しかしプロに入ってからは泣かず飛ばず。192センチの長身。「未完の大器」と呼べ 続きを読む
第333回 「FWはロマンチスト…」思い出深い長沼語録 二宮清純 2008年6月4日 第333回 「FWはロマンチスト…」思い出深い長沼語録2015-09-13T00:59:09+00:00 二宮清純「唯我独論」 いつも毅然としておられた。しかし、その振る舞いは決して居丈高ではなかった。古武士のような人だった。しかし頑迷固陋ではなかった。 手許に1冊のノートがある。表紙には「長沼健メモ」。2日に死去したサッカ 続きを読む
第286回 若大将とムードメーカー、老参謀が支える獅子の再建 二宮清純 2008年6月3日 第286回 若大将とムードメーカー、老参謀が支える獅子の再建2015-09-13T00:47:15+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 どうやらライオンズの強さは本物のようだ。5月25日現在、32勝18敗1分けでパ・リーグの首位。昨季、26年ぶりにBクラスに転落し、今季も苦戦が予想されたが、再建は急ピッチで進んでいる。 チームを変え 続きを読む
第332回 三宅義行、娘に救われた人生 二宮清純 2008年5月28日 第332回 三宅義行、娘に救われた人生2015-09-13T00:59:09+00:00 二宮清純「唯我独論」 メキシコ五輪重量挙げフェザー級銅メダリスト三宅義行が噴門(食道から胃への入り口)にできた潰瘍を切除したのは32歳の時だ。「(メキシコで)銅メダルを獲った以上、あとは金しかない。兄(義信)は金を2つ( 続きを読む
第285回 超ルーキー級の制球力は日本球界の「宝」 千葉ロッテ・唐川侑己 二宮清純 2008年5月27日 第285回 超ルーキー級の制球力は日本球界の「宝」 千葉ロッテ・唐川侑己2015-09-13T00:47:15+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 2007年ドラフトの高校生ビッグ3といえば、中田翔(大阪桐蔭―北海道日本ハム)、佐藤由規(仙台育英―東京ヤクルト)、そしてこれから紹介する唐川侑己(成田―千葉ロッテ)の3人である。 今年3月31日、 続きを読む