第325回 「偶然だぞ」の文字に感じた温もり 二宮清純 2008年4月9日 第325回 「偶然だぞ」の文字に感じた温もり2015-09-13T00:59:10+00:00 二宮清純「唯我独論」 不適切とまでは言わないが、言葉に温もりが感じられない。「後期高齢者医療制度」と聞けば、該当する75歳以上の高齢者は誰だって「年寄り扱いするな」「オレたちは臨終間近ということか」と腹を立てるだろう。 続きを読む
第278回 指揮官の“迷采配”に面食らったのでは? 広島・ブラウン監督 二宮清純 2008年4月8日 第278回 指揮官の“迷采配”に面食らったのでは? 広島・ブラウン監督2015-09-13T00:47:16+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 まるで“抱き合い心中”を見ているようだった。 これを采配ミスと言わずして、いったい何を采配ミスと呼べばいいのか。 3月30日の中日戦で広島のマーティ・ブラウン監督が披露したのは、敵地のファンがどよめ 続きを読む
第324回 信頼失う広島・ブラウン監督の不可解采配 二宮清純 2008年4月2日 第324回 信頼失う広島・ブラウン監督の不可解采配2015-09-13T00:59:10+00:00 二宮清純「唯我独論」 必ずしもセオリーを守る必要はない。また、それをしっかり守ったからと言って目的を果たせる保証はどこにもない。 しかし、大した企みもなくセオリーをいたずらに踏み外した場合、後に生じる副作用はきわめて深刻 続きを読む
第277回 中田よ、「守れ!」 二宮清純 2008年4月2日 第277回 中田よ、「守れ!」2015-09-13T00:47:16+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 怪物ルーキーは2軍で開幕を迎えることになる。 オープン戦で17打数2安打、打率1割1分8厘と極度の不振に喘いでいた北海道日本ハムの中田翔が、梨田昌孝監督から2軍スタートを命じられた。 プロは実力の世 続きを読む
巨人・松井秀喜の、“進化する怪物”<前編> 二宮清純 2008年3月28日 巨人・松井秀喜の、“進化する怪物”<前編>2015-09-13T01:00:45+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 草野球に、ひとり元プロ野球選手がまじると、たとえホームランを打たなくても、バットの振りの速さやスイングの音だけで彼我の違いが実感できるものだ。 ちょうど今、ジャイアンツの松井秀喜がそんな感じである。 続きを読む
第323回 危惧が残る尚子の“無謀な挑戦” 二宮清純 2008年3月26日 第323回 危惧が残る尚子の“無謀な挑戦”2015-09-13T00:59:10+00:00 二宮清純「唯我独論」 「かなえたい夢がある」というから気にはなっていたが、まさか東京国際、大阪国際、名古屋国際の国内3大女子マラソン連続出場だったとは…。実質的に4カ月で3レース。昨年8月に手術した右ヒザが悲鳴を発すること 続きを読む
第276回 「勝負の年」に慌てて手術をするな 東北楽天・長谷部康平 二宮清純 2008年3月25日 第276回 「勝負の年」に慌てて手術をするな 東北楽天・長谷部康平2015-09-13T00:47:16+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「最下位決定だな」 東北楽天・野村克也監督の落ち込みようといったら尋常ではなかった。 3月2日、長崎での千葉ロッテ戦に先発した大学生・社会人ドラフト1巡目ルーキーで、即戦力サウスポーと評価の高かった長 続きを読む
第322回 中田に不可欠、守備の師匠 二宮清純 2008年3月19日 第322回 中田に不可欠、守備の師匠2015-09-13T00:59:10+00:00 二宮清純「唯我独論」 素人に毛の生えた程度といったら叱られるかもしれないが、その所作はお世辞にもプロのレベルに達しているとはいえなかった。開幕2軍スタートが決まった怪物ルーキー中田翔(北海道日本ハム)の内野守備である。「 続きを読む
第275回 中田翔は清原の二の舞? 二宮清純 2008年3月19日 第275回 中田翔は清原の二の舞?2015-09-13T00:47:16+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 将来を嘱望される右の長距離砲、しかも高卒ルーキーとなれば清原和博(現オリックス)以来だろう。 北海道日本ハムの“怪物ルーキー”中田翔(大阪桐蔭)のバットが注目を集めている。2月10日、阪神との練習試 続きを読む
第321回 女子マラソン中村は“経験不足”をアドバンテージに 二宮清純 2008年3月15日 第321回 女子マラソン中村は“経験不足”をアドバンテージに2015-09-13T00:59:10+00:00 二宮清純「唯我独論」 「マラソンって、沿道にこれだけ(大勢の)人がいるんですね」。あっけらかんとした口調だった。初マラソン初優勝。大方の予想どおり、北京行きの最後の搭乗チケットは激戦の名古屋を制した中村友梨香の元に届けられ 続きを読む