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二宮清純「スポーツのツボ」

第101回 9を背負った根っからのハンター(鈴木優磨)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 25年目のJリーグがスタートした。開幕戦では、昨季の年間王者・鹿島アントラーズがFC東京に敗れ、黒星スタートとなった。昨年2位の浦和レッズも敗れ、波乱の幕開けとなった。 鹿島で注目していた選手がいる
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二宮清純「スポーツのツボ」

第100回 モンゴルの地へ 好漢・時天空の魂

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「医師から痛みをやわらげるためにモルヒネを薦められても受け入れないんです。どんなに痛くてもロキソニン1錠しか口にしませんでした」 37歳で世を去った元小結・時天空の間垣親方を看取った関係者から、そんな
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二宮清純「スポーツのツボ」

第99回 レアル戦を自らの舞台に変えた(昌子源) 

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 2016年のサッカーシーンを振り返る上で、最もトピックだったのが暮れのクラブW杯で、欧州王者のレアル・マドリードを追い詰めた鹿島アントラーズの奮闘である。 簡単に試合をおさらいしておこう。前半9分、
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二宮清純「スポーツのツボ」

第98回 鹿島を鼓舞するジーコの遺産

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 欧州王者レアル・マドリードの年間収入(2014-15シーズン)が約750億円(5億7700万ユーロ)であるのに対し、鹿島アントラーズのそれは約43億円(15年度)。規模的には大人と子供ほどの差がある
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二宮清純「スポーツのツボ」

第97回 今そこにあるゴルフの危機

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 ゴルフ人口は1992年の1480万人をピークに減少傾向にある。昨年は760万人と、ピーク時の約半分にまで落ち込んだ。 とりわけ若い世代のゴルフ離れが顕著だ。ゴルフ人口の約半数が60代以上。オヤジと言
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二宮清純「スポーツのツボ」

第96回 “いぶし銀”では終わらせない(中村憲剛)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「ブロンズコレクター」と呼ばれた陸上短距離選手がいる。ジャマイカからスロベニアに国籍変更したマリーン・オッティだ。 以下の成績を見て欲しい。オリンピックでは銅メダルばかりだ。1980年モスクワ大会20
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二宮清純「スポーツのツボ」

第95回 篠原信一が語る「大誤審」の背景

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 柔道家の篠原信一と言えば、最近ではテレビタレントのイメージが強い。SMAPの中居正広との軽妙なトークは好評で、すっかりお茶の間の人気者だ。 篠原が一躍時の人となったのが、2000年夏のシドニー五輪だ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第94回 年間王者につながる得点力(武藤雄樹)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 サッカーにおいて背番号9は、そのチームのエースストライカーに与えられることが多い。 日本代表を例にとろう。1998年フランスW杯の9番は中山雅史だ。2002年日韓W杯は西澤明訓、06年ドイツW杯はF
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二宮清純「スポーツのツボ」

第93回 Jに巨額資金 強化策に注目

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 2017年のシーズンからサッカーJ1は1ステージ制に戻る。これにより前後期からなる2ステージ制と年間王者を決めるチャンピオンシップは今季限りで廃止となる。 もともと2ステージ制については反対論者の方
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二宮清純「スポーツのツボ」

第92回 借りを返すために、一歩ずつ(山口茜)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 あるオリンピックで、寸でのところでメダルを逃した選手がいる。4位という順位は立派な入賞のはずだが、その選手には無力感しか残らなかったという。「オリンピックに出たと言うと、必ず聞かれるんです。“メダル
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