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二宮清純「スポーツのツボ」

第61回 森友哉よ、門田博光を目指せ!

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 見ていて、そのフルスイングには、ほれぼれする。昔風の言い方をすれば「ゼニのとれる選手」である。 埼玉西武の19歳・森友哉が「マツダ オールスターゲーム2015」のファン投票で、両リーグトップの53万
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二宮清純「スポーツのツボ」

第60回 ひょうたんから“大駒”となるか(広島・大瀬良大地)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 バリバリのメジャーリーガー黒田博樹の8年ぶりの復帰もあり、開幕前には優勝候補と目された広島カープが低空飛行を余儀なくされている。 6月22日現在、30勝35敗でリーグ5位。35敗のうち逆転負けが19
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二宮清純「スポーツのツボ」

第59回 再選が一転、疑心の4日天下(ゼップ・ブラッター)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 元ブラジル代表FWで、1994年アメリカW杯のMVPロマーリオは国際サッカー連盟(FIFA)をして「サッカー界の汚職の総本山」と呼ぶ。 ロマーリオといえば、現役時代は「悪童」のニックネームが示すよう
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二宮清純「スポーツのツボ」

第58回 情報開示といえば聞こえはいいが……(マニー・パッキャオ)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「世紀の一戦」として世界中の注目を集めたボクシングのWBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦はWBA・WBC王者フロイド・メイウェザー(米国)がWBO王者マニー・パッキャオ(フィリピン)相手に
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二宮清純「スポーツのツボ」

第57回 貴闘力が明かす打倒・白鵬の秘策

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 大相撲史上最多の34度の優勝回数を誇る横綱・白鵬は、この先、どこまで記録を伸ばすのか。 昨秋、北の湖理事長は、「最低3年はやる。半分の9回優勝すれば40回に届く」と語っていた。 これといって大きな故
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二宮清純「スポーツのツボ」

第56回 日本の宝、カズダンスよ永遠に(三浦知良)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 Jリーグ草創期、カズこと三浦知良がゴールを決めた際に踊る“カズダンス”はピッチの華だった。 若かりし頃、まさか48歳になってもカズダンスを踊っていようとは、カズ自身、想像もしていなかっただろう。 さ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第55回 世界で戦える「競歩」の星

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 腰をくねらせながら前進する競歩は、見た目にはコミカルに映る。公園で練習していると、見知らぬジョガーに次々と抜き去られる。「走って抜き返してやろうと思うこともありますよ」 ソウル五輪男子20キロ競歩代
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二宮清純「スポーツのツボ」

第54回 次の目標はイングランドW杯8強(五郎丸歩)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

4年前にはトップリーグ入替戦に出場したチームが、日本一に上りつめたのだから、これは快挙である。去る2月28日、ラグビー日本選手権決勝でヤマハ発動機がサントリーを下し、創部31年目で初優勝を飾った。監督
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二宮清純「スポーツのツボ」

第53回 松田宣浩、ミスター継承の秘技

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 なぜか右手をひらひらとさせながらファーストに送球する。長嶋茂雄のサードの守備には華があった。 少年時代、この“右手ひらひら”を真似したご同輩は少なくないのではないか。 かくも現役時代はサービス精神旺
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第52回 馬場イズムを体現した革命児(天龍源一郎)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 角界からプロレス入りし、39年間にわたってリング狭しと暴れ回った天龍源一郎が、今年11月限りでの現役引退を発表した。 引退の理由は65歳という年齢からくる衰えではなく、妻・まき代さんの看病。記者会見
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