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二宮清純「スポーツのツボ」

第33回 高原直泰、J3で一暴れ!

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 かつて、高原直泰は日本最強のストライカーだった。ジュビロ磐田時代の2002年には得点王、ベストイレブン、リーグMVPに輝いた。W杯にはドイツ大会に出場した。 ドイツで6シーズンに渡ってプレー、フラン
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二宮清純「スポーツのツボ」

第32回 初打席初本塁打に見る光と影

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 東京ヤクルトの西浦直亨が横浜DeNAとの開幕戦でプロ初打席初ホームランを記録した。これは史上55人目の快挙だ。 ルーキーでの開幕戦初打席アーチとなると1950年の戸倉勝城(毎日)に次いで史上2人目。
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二宮清純「スポーツのツボ」

第31回 金メダリストの「責任」を背負って(狩野亮)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 ソチ冬季パラリンピックで、日本は海外開催の冬季パラリンピック史上最多タイの3つの金メダルを獲得した。そのうちの2つがアルペンスキー(座位)の滑降とスーパー大回転を制した狩野亮だった。狩野は前回のバン
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二宮清純「スポーツのツボ」

第30回 五輪の借りは五輪でしか返せない(木崎良子)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 さる3月9日に行なわれた名古屋ウィメンズマラソン。35・7キロを過ぎたあたりで早川英里、田中智美から遅れ始めた時には、「日本人最先着」は無理かと思われた。 失速の理由は左太腿裏のしびれ。15キロ過ぎ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第29回 「世界」と一対一で渡り合った人間力(青木功)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 日本を代表するゴルファーである青木功が、プレーヤー部門で「日本プロゴルフ殿堂」入りを果たした。 式典で71歳の青木は「私に引退はありません。引退しないことを、ここで宣言しますよ」と張りのある声で語っ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第28回 日本に活を入れる異次元の華やぎ(ディエゴ・フォルラン)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 日本代表が初めて出場したワールドカップ――1998年フランス大会での日本の守りは海外のメディアからも高い評価を受けた。井原正己とともに最終ラインを統率したのが秋田豊である。 初戦のアルゼンチン戦では
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二宮清純「スポーツのツボ」

第27回 大逆転! 日の丸飛行隊

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 冬季五輪と言えば、真っ先に思い出すのが1998年の長野大会、ノルディックスキー・ジャンプ団体戦での日の丸飛行隊の金メダルだ。 長い間、スポーツの現場にいるが、あれだけ痛快な大逆転劇は、なかなかお目に
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二宮清純「スポーツのツボ」

第26回 1000分の1秒を制した男

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 スピードスケートの500メートルは、文字どおり1000分の1秒を争う究極のタイムレースである。距離にすると1・5センチ程度だ。 スタートの出遅れは、そのまま致命傷となる。 1998年長野五輪金メダリ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第25回 桁違いの期待を背負い更に遠くへ(高梨沙羅)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「彼女がメダルを獲ることは間違いありません。問題は何色かでしょう」 そう語るのは冬季五輪に5大会連続で出場し、98年長野五輪スキージャンプ団体で金メダルに輝いた原田雅彦である。 彼女――高梨沙羅の最大
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第24回 「諦めない」それがミラクルの条件(佐藤寿人)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 残り2試合で、首位・横浜F・マリノスとの勝ち点は5差。横浜はひとつでも勝てば優勝だったのに対し、3位・広島は負けはもちろん、引き分けすらひとつも許されないという過酷な状況。これを引っくり返しての優勝
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