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二宮清純「プロ野球の時間」

第357回 青田買いを加速させる日米育成システム格差

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 今季、新日本石油ENEOSからメジャーリーグのボストン・レッドソックスに入団した田澤純一が大活躍している。 この8月にメジャー昇格を果たすと、松坂大輔らが抜けた先発陣の代役として、デビュー1カ月で2
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二宮清純「プロ野球の時間」

第356回 打って走れる「100キロ超級」の時代へ 亜細亜大学・中田亮二内野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 身長171センチ、体重115キロ。 このサイズを見て思い出すのは「ドカベン」こと香川伸行である。 名門・浪商(現大阪体育大学浪商)の主砲として甲子園で活躍し、南海にドラフト2位で入団したのが1980
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二宮清純「プロ野球の時間」

第355回 イチローが94年から大リーガーだったら

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 イチロー(マリナーズ)がさる9月13日、メジャーリーグ(MLB)史上初となる9年連続の200安打を達成した。 それまでの記録は1894から1901年にウィリー・キーラーによる8年連続。ただし、当時は
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二宮清純「プロ野球の時間」

第354回 47歳で着るユニホームはひょっとして…… 横浜・工藤公康投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 主催球団にとっては消化試合のはずのゲームが、この日一番の歓声に包まれた。 9月16日の横浜対東京ヤクルト。7回表1死2塁の場面でマウンドに上がったのが球界最年長投手の工藤公康だ。 この前日、球団は工
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二宮清純「プロ野球の時間」

第353回 ノムさん、借金8からの大逆襲

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 負けそうで負けない。落ちそうで落ちない。 最大で借金が8あり、3位の埼玉西武に一時は5.5ゲーム引き離されていた東北楽天がしっかりと3位の座をキープしている。 球団創設5年目で初めてクライマックス・
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二宮清純「プロ野球の時間」

第352回 「動く野球の教科書」もそろそろ見納め…… 中日・立浪和義内野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ナゴヤドームでこのベテランが打席に向かうと、もう、それだけで、割れんばかりの拍手が起こる。 今季限りで引退することをファンが知っているからだが、もちろんそれだけではない。 立浪和義ならなんとかしてく
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二宮清純「プロ野球の時間」

第351回 夜空と天然芝を取り戻せ!

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 巨人の高橋由伸といえばゴールデングラブ賞7度受賞の名外野手だが、1塁へのコンバートプランが持ち上がっている。「今のジャイアンツは1塁で大いに苦労している。チーム状況と腰への負担を考えて、1塁をやって
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二宮清純「プロ野球の時間」

第350回 安定感を備えた「巨人」がオフの目玉に? 広島東洋 マイク・シュルツ投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 上背のあるピッチャーが投じるボールを「2階からくる」と表現することがある。 まさに、そんなボールを投げているのがカープのセットアッパー、マイク・シュルツだ。 身長201センチ、体重100キロ。現在、
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二宮清純「プロ野球の時間」

第349回 若き野村克也の理想像

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 今年、巨人は球団創設75周年を迎えた。32回のリーグ優勝、20回の日本一(2リーグ制以降)は、いずれも球界最多だ。 とりわけ1965年から73年にかけてのV9は“不滅の金字塔”としての輝きを、今なお
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二宮清純「プロ野球の時間」

第348回 不惑にして再びはい上がる「野球の虫」 高知・伊良部秀輝投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 メジャーリーグ通算34勝(16セーブ)は日本人としては史上5位タイである。ワールドシリーズのチャンピオンリングは2つも持っている。 伊良部秀輝の高知ファイティングドッグス(四国・アイランドリーグ)入
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