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二宮清純「プロ野球の時間」

第307回 あえて「WBC監督」に異議を唱える理由 マリナーズ・イチロー外野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ここまでイチローが言うからには余程、腹に据えかねていたのだろう。 しかし、言っていることは正論だ。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督選考に大きな一石を投じたのではないか。「大
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二宮清純「プロ野球の時間」

第306回 個人よりもチームの利益を優先した“無冠の帝王”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 引退した清原和博(オリックス)は現役通算23年間で一度も打撃三部門(首位打者、ホームラン王、打点王)のタイトルを手にすることができなかった。「無冠の帝王」の呼称はそこに由来する。 ちなみに通算500
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二宮清純「プロ野球の時間」

第305回 満を持して「日の丸」を背負う安打製造機 横浜・内川聖一内野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 これまで、プロ野球における右打者の最高打率は1999年、横浜のロバート・ローズが記録した3割6分9厘。それを超えての首位打者獲得がほぼ確実になった。 横浜の内川聖一が打ちまくっている。10月8日現在
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二宮清純「プロ野球の時間」

第304回 叩き上げ監督の手腕

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ野球ペナントレース開幕前、野球雑誌の老舗「週刊ベースボール」(08年3月24日号)が開幕展望スペシャルと題して恒例の評論家による順位予想を行っていた。 10人の中でパ・リーグの優勝を西武と予想し
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二宮清純「プロ野球の時間」

第303回 CS進出の鍵握る伝統の「意外性」助っ人 広島東洋カープ・スコット・シーボル内野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 頼りになるのか、ならないのか、さっぱりわからない。だがスタメンに名を連ねていないと、ちょっと寂しい気持ちになる。それが広島の外国人スコット・シーボルだ。 昨季はマーリンズ傘下の3Aアルバカーキでプレ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第302回 ペナントのカギ握る重量級打線

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 セ・リーグもパ・リーグもペナントレースは風雲急を告げてきた。 セ・リーグの優勝は一時は「阪神で決まり」と思われていたが、巨人が猛追し、優勝の行方は混沌としてきた。 クライマックスシリーズの出場権がか
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二宮清純「プロ野球の時間」

第301回 「日米摩擦」まで引き起こすアマ最強右腕 新日本石油・田澤純一投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「日米の国交は断絶だ。日本のメジャーリーガーは全員引き揚げさせる」 いやはや凄まじい怒りだ。 今秋のドラフトの超目玉で、アマチュア球界ナンバーワン右腕といわれる田澤純一(新日本石油ENEOS)がボスト
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二宮清純「プロ野球の時間」

第300回 甲子園の有望株は?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 今夏の甲子園は大阪桐蔭(北大阪代表)の17年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。決勝で常葉学園菊川(静岡)戦は21安打で17点を奪った。ここの打線は火がついたら止められない。中田翔(北海道日本ハム)がいた
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二宮清純「プロ野球の時間」

第299回 星野Jを封じ込めたメジャー狙える逸材 韓国代表・金広鉉投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 北京五輪、金メダルが期待されながら日本代表はメダルなしに終わった。 準決勝で日本代表の前に立ちはだかったのが、これから紹介する韓国代表の若きサウスポー金広鉉(キム・グァンヒョン)だ。 緊張したのか3
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二宮清純「プロ野球の時間」

第298回 “一番”に天職を見出したイチローの祝「3000本安打」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「センター前ヒットなら、いつでも打つことができる」。日本でプレーしている頃、イチロー(マリナーズ)はそう語っていた。 それが証拠に日米で積み上げた3000本安打の内訳を見るとレフト方向に668本、セン
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