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第598回 地域密着に反するJ3選抜チーム構想

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎(現日本サッカー協会最高顧問)が、「Jリーグのクラブは各県2つ。いずれ日本に100のJクラブがほしい」とブチ上げたのは、忘れもしない鹿島アントラーズのクラブハウスと練
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第597回 NPBコミッショナーを公選制に

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 重要なのは誰を選ぶか、ではない。どう選ぶか、だ。ここをきちんと議論しない限り、永遠に球界のリーダー問題は解決しないだろう。 統一球の仕様変更問題で統治能力の無さを露呈した加藤良三コミッショナーに対し
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第596回 澤村栄治の快投、西日説は本当か!?

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 この6月に全面改装された静岡・草薙球場の正面にあるモニュメントには「澤村 ベーブ・ルース Memorial Stadium」との文字が刻まれている。今から79年前の1934年11月20日、「全日本」
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第595回 名工・三村仁司のミリ単位に懸ける覚悟

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 競技用シューズづくりの腕と知見と経験において、厚生労働省が認定する「現代の名工」にも選ばれた三村仁司(ミムラボ主宰者)の右に出る者はいない。現役時代、あの瀬古利彦(現DeNAランニング・クラブ総監督
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第594回 世界に「NO」と言える全柔連であれ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 石原慎太郎と盛田昭夫が共著という体裁で出版した『「NO」と言える日本』がベストセラーになったのはもう四半世紀近く前のことだ。主に米国企業の欠点や技術立国ニッポンの優位性を論じたものだが、話は両国の国
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第593回 全柔連には煙たい“家臣”の登用を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 堀秀政という武将がいる。11月に公開予定の三谷幸喜監督の映画「清州会議」では人気俳優の松山ケンイチが演じることが決まっている。地味な武将に注目が集まるのではないか。 美濃で生まれた秀政は13歳で織田
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第592回 尾崎、記録より記憶、記憶より衝撃の剛球

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「ボールが消えた……」。三振を喫した直後、神宮球場の通路で大毎の主砲・山内一弘は、うつろな表情を浮かべて、つぶやいたという。当時、パ・リーグ事務局にいたパンチョこと伊東一雄から後年、聞いた話。 196
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第591回 五輪招致に影響? トルコ首相の失言

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 死者5人、逮捕者2千数百人。五輪開催予定都市から全土へと広がったデモは、鎮静化するまでに1週間を要した。 これは2020年夏季オリンピック・パラリンピック招致活動を行っているイスタンブールのことでは
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第590回 顔色窺いのルール改正、IOCに慈愛の精神は?

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 オリンピックの実施競技に非ざるものはスポーツに非ず――。このところ、そんな空気が蔓延してはいまいか。 2020年夏季五輪実施競技の最終候補として8競技の中からレスリング、野球・ソフトボール、スカッシ
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第589回 五輪招致の切り札に「世界の三浦雄一郎」を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 成熟した大会として高い評価を得た2012年ロンドン五輪・パラリンピック。招致委員会会長を務めたのは、陸上の男子1500メートルで80年モスクワ、84年ロス大会を連覇した世界的な中距離走者セバスチャン
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