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二宮清純「唯我独論」

第341回 犬飼新会長が挑む「社会教育」改革

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 日本サッカーの舵取り役は川淵三郎氏から犬飼基昭氏へ――。政治にたとえていえば小泉(純一郎)政権の後に竹中(平蔵)政権が誕生したようなものだ。サッカー関係者へのメッセージは「改革続行」である。 過日、
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二宮清純「唯我独論」

第340回 “英雄原点”社会人の誇りに「野茂賞」を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 もう随分前の話だが、現役引退を表明した野茂英雄に「野球をやっていて一番うれしかったシーンは?」と聞いたことがある。メジャーリーグでの2回のノーヒッターか、はたまたドジャース時代の2回の地区優勝か、あ
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二宮清純「唯我独論」

第339回 新鮮に感じた2人の老将の振る舞い

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 会釈をしない。相手の目を見て話さない。相手が近くにいるのに、わざわざメールで用件を伝える。そんな若手社員が増えているという話を、ある企業の人事担当者から聞いた。「通信機器が発達するにつれ、人間本来が
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二宮清純「唯我独論」

第338回 「エコ・ベースボール」の実現を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 シチズンホールディングスが「環境のために時間短縮すべきこと」と題して行ったアンケートによれば1位はネオンやライトアップの点灯時間(49%)、2位は24時間営業(36%)、そして3位は国会審議(35%
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二宮清純「唯我独論」

第337回 W杯最終予選 初戦アウェーがカギ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 43の国と地域が参加した南アフリカW杯アジア地区予選で、最終予選にコマを進めたのは日本、豪州、バーレーン、ウズベキスタン、カタール、韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAEの10カ国。W杯出場経
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二宮清純「唯我独論」

第336回 日本サッカーは帰化に頼るな

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 現実主義者の私でも双手を挙げて賛成する気にはなれない。また問題が先送りされるだけだ。さて法務省は、どんな判断を下すのか。 今に始まった話ではないが日本代表FWのゴール前の非力さは目を覆うばかりだ。 
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二宮清純「唯我独論」

第335回 名字で喜ばせる野球人であれ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 広島カープには、古くから「3文字の姓のピッチャーは大成する」との言い伝えがある。身長1メートル67の小柄ながら通算197勝をあげ「小さな大投手」と呼ばれた長谷川良平(故人)。2リーグ制以降、3度のノ
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二宮清純「唯我独論」

第334回 もう「フンドシ」の時代には戻れない

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 米国においてモータリゼーションが始まったのは20世紀初頭である。これにより市民生活の向上や産業振興がはかられたが、当初から将来の環境汚染や広域犯罪の発生、事故の多発を懸念する声が相次いでいた。実際、
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第333回 「FWはロマンチスト…」思い出深い長沼語録

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 いつも毅然としておられた。しかし、その振る舞いは決して居丈高ではなかった。古武士のような人だった。しかし頑迷固陋ではなかった。 手許に1冊のノートがある。表紙には「長沼健メモ」。2日に死去したサッカ
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第332回 三宅義行、娘に救われた人生

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 メキシコ五輪重量挙げフェザー級銅メダリスト三宅義行が噴門(食道から胃への入り口)にできた潰瘍を切除したのは32歳の時だ。「(メキシコで)銅メダルを獲った以上、あとは金しかない。兄(義信)は金を2つ(
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