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NPO法人STAND代表の伊藤数子さんと二宮清純が探る新たなスポーツの地平線にご期待ください。

石井重行(オーエックスエンジニアリング社長)第4回「カーボン時代の到来」

二宮: 2カ月後にはいよいよロンドンパラリンピックが開幕しますが、陸上用レーサーは4年前の北京の時とはどの部分が進化しているのでしょうか?石井: 今回はメインフレームの断面の形状ではなく、素材そのもの
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石井重行(オーエックスエンジニアリング社長)第3回「常に進化し続けるオーエックスの技術」

二宮: アトランタ以降、オーエックスエンジニアリングが開発・製造した競技用車いすに乗った選手が獲得したメダルは計90個にものぼります。陸上だけでなく、車いすテニス、車椅子バスケットボールの選手にも高く
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石井重行(オーエックスエンジニアリング社長)第2回「世界へ発信したアトランタ」

二宮: オーエックスエンジニアリングのレーサーは、アトランタパラリンピックをきっかけに世界に注目され始めました。それまではほとんどの車椅子が米国社製だったそうですね。石井: はい。日本人選手も米国社製
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石井重行(オーエックスエンジニアリング社長)第1回「車椅子づくりの原点」

 1996年のアトランタパラリンピックは日本の車椅子メーカーにとって画期的な大会となった、陸上競技で2人の車椅子ランナーが金メダルに輝いたのだ。両ランナーが乗っていた競技用車椅子(レーサー)には「オー
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廣道純(車いすランナー)第4回「ロンドンで目指すは金メダル!」

二宮: 4年前の北京では、パラリンピック3度目にして初めてメダルなしに終わりました。会場となった北京国家体育場はどんなトラックでしたか?廣道: 感触的には、選手によってまちまちでしたね。「めちゃくちゃ
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廣道純(車いすランナー)第3回「シドニー銀メダルに導いた”悔しさ”」

二宮: 今年で競技生活22年目ですね。パラリンピックでのメダル獲得をはじめ、数々の素晴らしい実績を残されてきたわけですが、これまでに挫折を味わったことはありましたか?廣道: 挫折というほどのものはなか
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廣道純(車いすランナー)第2回「”一人身の自由さ”に魅かれた陸上」

二宮: 廣道さんが陸上競技を始めたきっかけは?廣道: 高校1年の時にバイク事故で脊髄を損傷して、車椅子生活になったんです。もともと器械体操をやっていたので、腕の力はありましたから、リハビリの必要性もな
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廣道純(車いすランナー)第1回「ロンドンでは悲願の金メダルを!」

「死んでもおかしくなかったのに、オレは生かされた......」。廣道純が車椅子生活をスタートさせたのは、高校1年の時、自らが起こしたバイク事故がきっかけだった。父親から車椅子生活の宣告をされた時、15
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寺西真人(パラリンピック競泳日本代表コーチ)第4回「12メートルプールの恩恵」pあら

二宮: 寺西さんはこれまで5人のパラリンピアン、そして3人のメダリストを育ててきたわけですが、学校ではどんな練習をしたのですか?寺西: 実は学校のプールは12メートルしかないんです。だから、なかなか正
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寺西真人(パラリンピック競泳日本代表コーチ)第3回「タッパーの心得」

二宮: タッピングは見た目以上に難しそうですね。寺西: 選手との呼吸が大事になりますね。0.2秒でもタイミングが遅いと、壁に衝突してしまいますし、かといって早ければいいというものでもありません。特にタ
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