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ストロングスタイルの申し子・柴田勝頼

「こんな試合でもレフェリーは厳格に裁いていたよね」息子は僕の言葉に相づちを打った。こんな試合とは、息子のちびミヤマ仮面デビュー戦のことである。5年前、5歳児で試合を行なったのだが、対戦相手もさるこ
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杉浦大介「NY摩天楼通信」

第230回 西岡利晃を一蹴したドネアが歩むスター街道

 大方で予想された以上のノニト・ドネアの完勝だった。 10月13日にカリフォルニア州カーソンで行なわれたWBC・WBO世界スーパーフェザー級タイトル戦で、王者のドネアがWBC同級名誉王者の西岡利晃に9
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世界一へ、うまさ以上のディテール必要

 フランス戦が終わったあと、沖縄の居酒屋でトルシエと食事をすることになった。焼きとりをつまみにビールを飲む元日本代表監督は、母国の思わぬ敗戦にもご機嫌だった。「試合前、フランスの多くのメディアから取材
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田崎健太「国境なきフットボール」

第61回 ジーコ、かく語りき <最終回> 〜ジーコ・イラクの未来〜

 9月11日、埼玉スタジアムで行われたワールドカップ最終予選第4戦の日本代表対イラク代表戦で日本は香川真司を欠いたものの、本田圭佑、清武弘嗣、岡崎慎司、長谷部誠など欧州でプレーする選手を揃え、ほぼベス
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前田の離脱から得る「失敗なき教訓」

 サン・ドニに乗り込んでフランス代表と戦う。中立地とはいえ、ベストメンバーのブラジル代表と勝負する。日本人に限らず、多くのサッカー選手にとって胸躍るシチュエーションであることは間違いない。それだけに、
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ハンセンのラリアットより怖いもの

「垣原君、それ胃潰瘍じゃないの?」林督元リングドクターの言葉を僕はオーバーアクションで否定した。かれこれ10年ぐらい前の話になる。新日本プロレスで試合をしていた頃だ。巡業中に胃が痛くなることが
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杉浦大介「NY摩天楼通信」

第229回 ブルックリン・ネッツはNBAの勢力図を変えるか

 1957年9月、MLBのブルックリン・ドジャースが今はなきエベッツフィールドで最後の試合を行なってから丸55年――。 久々にブルックリンに誕生したメジャースポーツチームが、ニューヨークで大きな話題を
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監督の資質

 パ・リーグのリーグ優勝を果たした北海道日本ハムの栗山英樹監督が、テレビ出演して印象的なことを語っていた。11度胴上げされたのだが、その間どんな気持ちだったか、と問われて、「クライマックスシリーズの選
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