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金子達仁「春夏シュート」

2月開幕のJ 寒冷地も楽しめる整備を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 窃盗は犯罪。殺人も犯罪。どちらも罰に処せられるのは当然のこと。 違法賭博は犯罪。八百長も犯罪。どちらも罰に処せられるのは、これまた当然のこと。 ただ、窃盗と殺人では求刑の重さに違いがあるように、国に
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金子達仁「春夏シュート」

実現望む「専用競技場でライセンス交付」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

「何をいまさら」と言われてしまいそうな気もするが、この夏、高校野球の都大会を取材して気づいたことがある。「高校球児は、全員が野球場で試合できるんだ……」高校時代、わたしはサッカー部だった。だが、サッカ
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ドラマは専用競技場で生まれる

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 何でも食べ、何でも呑むトルシエが「それは食べない」と言ったものがある。 仙台牛である。 「仙台と聞いただけで、悔しさが蘇ってくるからね」 苦笑しつつ、彼は真剣だった。「もしあの試合が仙台でなかったら
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“持たざる者”に厳しい欧州の移籍市場

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 わたしが中学生だったころ、W杯は16カ国で行われていた。欧州のクラブナンバーワンを決める大会は、最初から最後までトーナメント形式で行われていた。欧州の国々はそれぞれが独自の通貨を持ち、国境では厳密な
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予選の厳しさの差が日米“存在感の差”に

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言う。可愛い子には旅をさせろ、とも言う。まったくもってごもっとも。これ以上の金言はないな、と思う。人生についてはともかく、サッカーについて、であるならば。 20世紀後
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勝利への貪欲な姿勢こそ「マリーシア」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 マリーシア――恥ずかしながら、わたしなんぞは完全にカブれたクチである。 初めて耳にしたのは、90年代に入った直後だっただろうか。日本にやってきたブラジル人の選手たちが頻繁に口にするようになった。それ
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“資金がないからJは弱い”では代表は?

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いささか古い話になってしまい恐縮だが、東アジア杯で驚かされたことがあった。スタジアム内に設置されている立て看板について、である。 日本企業ばかりではないか! 中国で開催された、W杯とは何の関係もなく
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岡崎、“得点特化型”認めてもらえる好環境

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 そのスタイルがいよいよゲルト・ミュラー的になってきた、と書いたのはちょうど1年ほど前のことである。ほぼ時を同じくして、ドイツのメディアにも同様の記事が目立つようになった。高くもなければ強くもなく、速
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“新国立議論”に感じられない「お・も・て・な・し」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 心底呆れ、かつ、ガッカリした。東アジア杯のことではない。あれはせいぜい「軽い失望」ぐらいなもの。国内でプレーする選手たちの意地や下克上へかける思いといったものがあまり感じられなかったのは残念だが、こ
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勝敗はどうでもいい。チームの哲学が見えない

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

目の覚めるような一撃、という表現があるが、山口の同点弾ぐらい、この表現にふさわしい一撃はなかった。言うまでもなく素晴らしいシュートではあったが、それ以前に、試合が信じられないほどに退屈だったからである
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